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ADAKENのほぼ1000文字ジャーナル

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2019年11月の記事一覧

「いだてん」第44回、田畑政治最大のピンチで、もしあのときネットがあったならと想像してみた。

いよいよ残り4回となった大河ドラマ「いだてん」。11月24日放送の第44回は、これまで東京五輪開催に向け突っ走ってきた田畑政治が、ものの見事に粉砕されてしまうつらい話となった。昭和37年夏、ジャカルタで開催間近に迫っていたアジア大会をめぐり、時のインドネシア大統領・スカルノが仕掛けた小細工がもとで、現地入りしていた田端率いる日本選手団が窮地に立たされてしまったところからドラマはスタートした。 田畑がピンチに陥った裏には、彼の排除を企んでいたオリンピック担当大臣・川島正次郎の

「いだてん」田畑政治が問いかける“オレのオリンピック”とは何か?

大河ドラマ「いだてん」は第41回からいよいよ本格的に1964年東京五輪開催に向けて走り出した。サブタイトルは「おれについてこい!」。ご存知、“東洋の魔女”こと日本女子バレーボールチームを率いた“鬼の大松”こと、大松博文監督の著書の表題をそのまま引用している。第2部前半ではまーちゃんこと田畑政治率いる日本水泳チームを中心に描かれたが、後半はバレーボールが軸となる、というわけだ。 しかし、御存知の通り大松監督を演じるタレントの不祥事が放送直前に発覚。彼の登場シーンを大幅にカット