映像の世紀『ふたつの敗戦国 ドイツ さまよえる人々』の感想
こんばんは。
月曜から重い内容でお馴染み『映像の世紀』を観ましたので、感想を書きます。
10月28日は『ふたつの敗戦国 ドイツ さまよえる人々』というタイトルでした。
第二次世界大戦で負けたドイツ。東欧には、何百万人ものドイツ人がいました。強制的に東欧から追放されたドイツ人の実態に迫る内容でした。
ドイツといえば、ナチスによるユダヤ人の虐殺をした加害者というイメージです。しかし、敗戦後は、逆に非人道的な報いを受けたようです。
12世紀から東欧に住んでいたドイツ人も強制的にドイツへ送られることとなります。また、現地で迫害や虐殺された方もいたとのことです。
貨物列車に大勢のドイツ人が乗せられる光景や、一列に並ばされ銃殺される映像は、なかなかショッキングなものでした。このような事実があったとは…と恐ろしく思いました。
敗戦国の加害責任がクローズアップされがちですが、今回は、被害に目を向けた番組構成で、興味深いものでした。
東欧ドイツ人の強制移住の問題については、ホロコーストを霞ませるので、取り上げること自体がタブーだという考え方もあるようです。
とても難しい問題だと思いました。確かに、ドイツが攻め入らなければ、敗戦後の東欧のドイツ人強制移住も無かったことだと思います。
しかし、事実に蓋をすることも良くないと思います。
月曜日から、なんて事を考えされてくれるんだNHKは…と思いました。来週は、敗戦後の日本について放送するらしいです。満州などで取り残された人々は、悲惨な運命を辿ったとも言われています。次回も忘れずに観たいと思いました。
まとまりのない文章で、申し訳ありません。以上、「映像の世紀『ふたつの敗戦国 ドイツ さまよえる人々』の感想」でした。ありがとうございました。
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