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風越亭半生
2021年11月20日 14:40
歌謡曲を素材にして作りあげようとしていた「日本語ノート」にあっては、いわば「ことばとは何ぞや」というところから始めてありました。何を言いたいのか、何を言っているのかが、相手にちやんと伝わらなくては、コミニュケイションの手段としての役割を果たないのです。そうした当たりまえの事柄に反するかのような曲の実例が、歌謡曲のなかにはちゃんとあるのだから、なんともおもしろいと思わざるを得ません。前回に取り
2021年11月5日 14:49
こちらが覚えてほしいと思うようなきちんとした日本語は後回しにして、TV番組でなら歌謡曲でなら、そこで使われている日本語を、彼らは比較的容易に覚えてくるのです。そうであるならば、いっそ歌謡曲を授業に取り込んで、それを素材にしたところで日本語の学習をしてみたらどうか。おもしろがってくれて、うまくいくかもしれない。私はそう考えて、己の趣味からは遠かった歌謡曲をあらためて聞き始めたのでした。と、そう