足立裕志が「2020年、世界の原油需要の見通し」について考察
足立裕志が「2020年、世界の原油需要の見通し」について考察します。
経済再開の流れが世界中で加速しつつある中、徐々に原油に対する見通しの下方修正が行われました。
新型コロナウイルスの影響により、一時は急落していた原油価格ですが、ここにきて上昇しました。
ニューヨーク市場のWTIの先物価格によると、1バレル=40ドル台前半まで上昇したようです。
国際的な原油市場では、新型コロナウイルスの感染拡大により需要が落ち込みましたが、6月時点で40ドル台となるのは3か月ぶりのようです。
国内のガソリン価格も値上がり傾向にあり、各国で経済活動を再開する動きが見られるので、原油価格の上昇に転じたようです。
年末にかけて、石油の消費量は現在よりは回復すると専門家は見通しを立てていますが、このままいけば1バレル=40ドル台をキープできそうです。
2020年の原油需要見通しは過去最大減の減少となりました。
世界は経済活動再開に踏み出していますが、経済正常化にはまだまだ時間を要することとなりそうです。
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