12 Days of OpenAI: Day 7 ChatGPTのプロジェクト機能は、『人間の作業』がAIに置き換わっていく予兆!?
昨夜(というか、6時間前)に、13日の金曜日『本当はこわいChatGPT』を開催した足立明穂です。
12days of OpenAIも後半に入りました。
本日は、プロジェクト機能の紹介です。
これまで、チャット単位では、ファイルを読み込ませるとかできたのですが、プロジェクトになると、もう少し規模が大きくなります。
これって、格段にできることが変わってくるのですよね!
ライブ映像はこちら
↓
https://www.youtube.com/live/FcB97h3vrzk?si=xAPjiuy7wAE5_qWc
プロジェクト機能は、何がいいの?
プロジェクト機能の面白いところは、これまでチャットだと1つのテーマしか扱えませんでした。
例えば・・・・
「映画に行く」と「温泉旅行」の違いで例えると…
1. 映画の計画(チャット)
「映画でも見に行く?」って話すだけなら、単純な会話。
必要なのはせいぜい映画のタイトルや時間を調べて、場所を決めるだけ。
具体的な準備や複数の情報を整理する必要はほぼない。
2. 温泉旅行の計画(プロジェクト)
「この週末、温泉でも行かない?」となると、やることが増える:
行き先を選ぶ: 温泉地の候補を調べる。
予算を決める: 交通費、宿泊費、食事代を計算。
宿を予約する: 空いてる宿泊先を探す。
交通手段を確認する: 電車?車?時間は?地図も必要。
持ち物リストを作る: 水着、タオル、着替えなどを忘れないように。
これらを一箇所で整理して管理できるのが「プロジェクト」の役割です。
と、ChatGPTさんのたとえ話でしたw
ほら、格段にできることの違いが分かってくるでしょ?
ライブ動画では、クリスマスのシークレット・サンタという計画を立ててました。
この中で、誰が誰にプレゼントを渡すのかとか、予算とか、さらに、参加者への帽子(かぶりもの)を探すなども、このプロジェクト内でChatGPTとやりとりしながら決めています。
検索どころかオンラインショップで検索すらしなくなる???
帽子を検索するとかも、ChatGPTから出ることなくやっているのに、ドキッとしませんか?
いや、これ、ビジネスの視点でみると、いくらWebで広告出しても、ショッピングモールで目立つところに表示してもらっても、『人間は見に行かない』ってことなんですよ!!
つまりは、AIが勝手に選ぶので、AIに選ばれる商品にならないと、表示されないってことになります!!
ChatGPTさんにサクッとまとめてもらいました。
ほらほら、もう、ビジネスの宣伝方法が変化してきてるのですよ! 来年は、こんなことも知っておかないと、時代遅れって言われますよ!w
やることリストなんかもまとめてくれる
その次の例では、家のメンテナンスのプロジェクトについてです。
家に住んでいると、あれやこれやと、メンテナンスが必要になり、定期的に掃除したり、交換したりすることが必要です。
ライブ映像でのデモでは、これまで行ってきたメンテナンス記録や、メンテナンスの説明などのドキュメントファイルをChatGPTに読み込ませています。
そして、『冷蔵庫の水のフィルターって交換する必要ある?』と質問しています。
それに対して、ChatGPTは、『半年ごとに交換が必要ですね。記録によると3月1日に交換してるから、まだ交換してないなら、やったほうがいいよ。』って回答してる。
すごくない?w
Webサイトのリニューアルもプロジェクト機能でサクッと!
最後のデモは、Webサイトのリニューアル。
テンプレートを使って、個人のWebサイトのプロフィールを修正してますが、こんなのもサクッとできます。
これまでなら、手作業で、指定されたところにSNSアカウントをコピペしたり、自分の写真のURLをコピペしたり・・・
面倒くさいし、時間かかるし、コピペミスとかも起きますよね?w
でも、それをChatGPTに、テンプレートを渡して、自分のプロフィールやSNSアカウントを検索させて(!)、そのデータを反映させます。
こんな感じのテンプレートが・・・
データを与えるだけで、いい感じで修正してくれます!!
もう、マジで、なんちゃってWeb制作会社なんて、不要です!w
そんなところに依頼しなくても、HTMLとか知らなくても、自分でテンプレートを見つけてきて、それを読み込ませれば、サクッと修正してくれます。
いやはや、ほんと、ランサーズとか、クラウドワークスとか、ココナラとか、そういうところで『作業』を請け負う人たちは、AIと競争しなきゃならなくなりますよ!!
結果的に、『作業』は、どんどん値崩れして、Webページ作成作業なんて、1ページ10円とか20円とかになってしまいます。
もちろん、その人にしかできないマーケティングの視点でのカスタマイズとか、キャッチコピーとかができるのであれば、AIではできないので、より高単価になっていきます。
『作業』をしているのか、『仕事』をしているのか、この違いは、めちゃくちゃ大きい格差になってきます。
プロジェクト機能は、『人間の作業』を『AIの作業』に置き換えていく
プロジェクト機能、どんどん強化されていって、めちゃくちゃ便利になっていきます。
例えば、ルーチンワークで例外がないような作業とか、ごくまれに例外があったとしても、マニュアル化されていてそれに従ってできる作業とかは、どんどんAIに置き換わります。
そうなっていくと、作業をしている人たちは、AIに置き換えられて行って、本当に収入が激減する(時給1000円だったのが、時給100円どころか、10円とかになる可能性もある!)、あるいは、まったく稼ぐことができなくなります。
日本政府には、そろそろ、生活保護とかではなく、ベーシック・インカムを真面目に検討してほしいって思いますよ。
ってことで、ChatGPTさんから、石破総理にむけて提言を書いてもらいました!
ChatGPTさんのざっくりまとめ!
動画で何を話してるのか気になると思うので、ChatGPTさんにまとめておいてもらいましたw
このスクリプトは、OpenAIの「12 Days of OpenAI」イベントの7日目に行われたプレゼンテーションの内容です。以下は主なポイントです:
概要とアップデート
Sora(新機能):高い需要に応える形で、現在はPlusおよびProユーザーに提供中(一部地域を除く)。
ライブビデオと画面共有機能:Advanced Voice Modeの一部として、Plus、Pro、Teamsユーザーに提供中(ヨーロッパと一部地域を除く)。
Santaモード:グローバルで利用可能。
「プロジェクト」機能の導入
概要: ChatGPT内で会話を整理・カスタマイズするための新しいツール。
ファイルのアップロード、カスタム指示の設定が可能。
フォルダとして会話を整理することもできる。
デモ:
プロジェクト作成:
サイドバーから簡単に新規プロジェクトを作成。
プロジェクトにタイトルやカラーを設定し、関連するファイルを追加可能。
過去のチャットを検索してプロジェクトに追加できる。
活用例:
シークレットサンタ企画: ギフト交換イベントを組織するためのプロジェクト。
提出されたデータを基に割り当てをランダムに決定。
Pythonコードを用いて公平性を確認。
自宅メンテナンス管理:
冷蔵庫のフィルター交換など、家庭のタスクを管理。
過去のメンテナンス記録や取扱説明書を活用して情報を確認。
プログラミング:
個人ウェブサイトの構築:
テンプレートをカスタマイズして、個人情報やリンクを追加。
コードの差分表示やキャンバスを活用して効率的に編集。
特徴
キャンバス機能:
インタラクティブな編集ツールとして機能。
プログラムコードやテキストの変更箇所を視覚的に確認可能。
ウェブ検索連携:
必要な情報やプロジェクトデータをインターネットで直接検索。
リリース計画
対象ユーザー: Plus、Pro、Teamsユーザーが最初に利用可能。
今後の展開: フリーユーザーには早期リリース予定、企業・教育向けには来年初頭に展開予定。
このプレゼンテーションは「プロジェクト」機能を中心に、ChatGPTが提供する新しい組織化ツールやユーザーエクスペリエンスの進化を具体例とともに紹介しました。
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