立候補者必見!? 兵庫県知事選挙にみる今後のSNS選挙のあり方 AIに分析させて、いろいろ分かってきたぞ!
新しいモノ好きなので、SNSが出てきたらとりあえず触ってみる足立明穂です。なので、あっちこっちに放置したアカウントがとっ散らかっています(あかんやん! ^^;)。
ただ、そうやって触ってはいるので、何が特徴なのか、どこに力を入れるべきとかは、分かってきますね。
さて、兵庫県民なので、今回の兵庫県知事選を振り返ってみると、SNS選挙のあり方というのが分かってきました。これからは、嫌でも立候補者は、SNSを今からテコ入れしていかなければ、票を獲得することが非常に難しくなってきます。
そんなことを、せっかくなので、AIにも協力してもらって傾向と対策を考えてみました。
ほら、そこの立候補を考えているあなた! しっかり読んでおきましょうね!w
立候補者のアカウントを見てみる
7名の立候補者ですが、ぶっちゃけ、上位3名だけみておけばいいでしょう。だって、差がすごいんだもん!
正直、上位2名だけでも分析は十分かも(^^;
斎藤元彦さんは、X、YouTube、Instagramの3つだけ
公式Webサイト
X
https://twitter.com/saito_ouen
YouTube
https://www.youtube.com/@motohikosaito_hyogo
Instagram
https://www.instagram.com/motohikosaito_hyogo/
これ、ある意味、上手いなぁと思います。
拡散力のあるX、長尺の動画をYouTube、写真で訴えるインスタに絞っているので、それぞれに投稿をうまく使い分け、かつ、相乗効果を狙いつつ、作業量も分散しないようにしている。
稲村和美さんは、X、Instagramm、Facebook、TicTok、YouTubeと盛りだくさん!
公式サイト
Instagram
https://www.instagram.com/inamura_info/
Facebook
https://www.facebook.com/inamura.info
TicTok
https://www.tiktok.com/@inamura_info
YouTube
https://www.youtube.com/@inamura_info
いろいろな人たちにリーチしたいってのは分かるのですが、個々の特徴をうまくいかしつつ投稿内容を工夫しないといけなくなる。ってことは、なかなかこれって、作業量が増えるのですよね。
特に10代中心のTicTokと40代以上がメインのFacebookとなると、なかなかどうして、同じような投稿内容では、難しいです。下手するとどっちにも伝わらないことになっちゃいます。
清水貴之さんは、Instagram、X、Facebookの3つ
公式サイト
https://www.instagram.com/takayukishimizu_hyogo/
X
https://twitter.com/CoTakayuki
Facebook
https://www.facebook.com/S.Takayuki/
欲張らず3つってのはいいのですが、やはり長尺動画のYouTubeが入っていないのは、ちょっとねぇ・・・
Xのアカウントを比較してみると・・・
では、それぞれのXのアカウントを比較してみましょう。
ひとつづつ開いて・・・ って思ったのですが、面倒くさいので、キャプチャして、ChatGPTに読み込ませましたw
この画像は、兵庫県知事選の立候補者の画像です。さいとうさんが当選したのですが、今回の選挙は、SNSが大きい役割を果たしたと言われています。これらの3名のアカウントを比較して、気が付いたことをまとめてください。
ChatGPTは、一瞬で比較してくれます。
ほら、これを見てもわかるけど、フォロワー数の桁が違う。
そりゃ、リーチする差が大きすぎるわ。
実は、斎藤さんのXは、「応援アカウント」で、斎藤さんご自身のアカウントは別に存在しています。
https://twitter.com/motohikosaitoh
でもって、こっちは、フォロワー22.5万人!
合算すると・・・
もう、この後の原稿を書くのが嫌になるぐらいです(^^;
そりゃ、元県知事だったからこそ、その継続で積みあがっているけど、稲村さんだって、尼崎市長だったよねぇって、思ったら・・・
なんや、今回の立候補して作ったアカウントやん! そりゃ、フォロワーが伸びへんわ・・・
ローマ、いや、フォロワーは1日にして増えず(^^;
(↑↑↑ これ、試験に出るほど重要ですよ! 多くの人が勘違いしてる。1週間とか一か月とかで増えるわけないんですから!!)
「おい! でも、斎藤さんの応援アカウントだって、同じだぞ! 6.3万フォロワーになってるぞ!」
いや、だからー、それには理由があるってばよ!
この1フォローは、斎藤さんの個人アカウント。
ほらね、2021年3月から続けてるからこそなんですよ。でもって、【公式】さいとう元彦応援アカウントは、ブルーバッチがついていないので、相互フォローして偽物ではないよ!って対策済み。さらに、「1フォローって、誰をフォローしてる??」って気になって、クリックしますよねw うまい!
この応援アカウントを使うってのも、すごく上手い方法です。だって、選挙に特化した投稿ができるから。つまり候補者が投稿するのではなく、あくまでも応援スタッフが投稿するから、バリエーションが増やせる。
これ、ビジネスなどでも、キャンペーン用のアカウントもありですねー。
もう、これで勝負あった!状態ですけど、他も見ておきましょうかw
Instagramは、どうなってる?
では、Instagramも同じくChatGPTに解析してもらいましょう。
インスタのアカウントでは、いかがですか?
ChatGPTの厳しい評価ですねぇw 斎藤さんが圧倒しています。
そりゃ、票に差が出るわ・・・
YouTubeは?
もう、勝負あったとうか、土俵の上には斎藤さんだけ状態ですけど、一応、見ておきます。ただ、清水さんはYouTubeをやってないので、2名だけの比較です。
これはYouTubeです。
いやー、なんというか、ChatGPTの分析もすごいですね!
こいう動画は、何でもできるからこそ、「やらないことを決める」のが難しい。それができれば、統一感が出てきて、視聴者も惹きつけられる。逆に言えば、あれもこれもで惹きつけたところで、エンゲージメント(関係性)は低くなるので、最終的に票につながらなくなる可能性が高い。
特に、選挙って、短期間で結果につなげないといけないから、ほんと、そこが難しいのですよね・・・。
では、ここまでのまとめを見ておきましょう。
やはり、地道に積み上げていくことが、SNSではとても重要になってきますよね。だからこそ、今回の選挙結果になったのでしょう。
そして、これから、「選挙対策SNSアドバイザー」とか、「SNS選挙コンサルタント」とか、そういう肩書の人が、うじゃうじゃ出てきそう。
って、そんな、ちょっと想像できそうな回答なんて、求めてないでしょ?w
ここからは、裏バージョンですw
確かにSNSを地道に積み上げることは、めちゃくちゃ大事だけど、それだけじゃないんだよねぇ・・w
ええ、がんばって地道にフォロワーを積み上げていくことは、ほんとに大切です。
しかし、しかしですよ!! 世の中、そんな簡単なことだけではありません。
ええ、この人の影響が大きすぎるのですよ! 今回の知事選挙。
ChatGPTにもきいてみましょうw
今回の知事選では、立花さんが、斎藤さんを応援していました。自ら立候補しながら、私にいれなくていいから斎藤さんを応援してあげてくださいと言い続けていました。これが、大きな影響があったように思いますが、どうですか?
そうですよね・・・
今回、立花さんがこのような動きをしていなかったら、稲村さんになった可能性は十分にあります。
前回の知事選では、斎藤さんは85万票で当選しました。今回は、それを大きく上回る111万票なんですよね。
もちろん、「たられば」を言ってもしかたないですが、ここまでの票が集まったかどうかは怪しいです。
特に、立花さんは、YouTubeに60本もの動画アップして、斎藤さんを応援しています。この影響は大きい。
で、ここからが、さらに怖い話・・・
シナリオ1 立花孝志に逆らうなと考える議員が増える?
今回のSNSの影響力を全国の議員さんたちは思い知りました。立花孝志のようなフォロワーを多く持ち、影響力を持っている人物を敵に回すと、選挙期間中に票を持ってい変える可能性が見えてきました。
やっば・・・ あいつには、逆らうな・・
見方にすることはできないとしても、敵にはするな・・・
そんな意識が生まれてきそうです。
シナリオ2 目ざわりだから・・・
あまりにも派手な動きをしてきたから、今のうちに(つまりは、来年の参議院選挙に影響が出ないように)つぶしてしまえということになるかもね。
別に、何か力ずくってことではなく、それこそ、スキャンダルなどをばらまいて、人気を落とすってことだってあり得ます。知らんけど(^^;
シナリオ3 フォロワーの多い、影響力のあるインフルエンサーを抱き込め!
もっとも考えられそうなシナリオ。
あっちこっちの政党や議員からお声がけされるインフルエンサーが増えるんじゃないかなぁ・・・
これまでだと、タレントに応援させてテレビでの影響力を使って・・・ということをやっていたけど、もう、テレビでは票がかせげないってわかってしまった。
そうなると、インフルエンサーを抱き込んで、「競争相手の足を引っ張る」ってことが起きそう。それに、今は、生成AIを使って、膨大なフェイクを大量に(それこそ無尽蔵に)拡散させることだってできちゃいます。
そうなればなるほど、有権者は自分の信じるインフルエンサーのことしか見聞きしなくなってしまいます。
さらに、SNSは、興味のあるコンテンツばかりが表示されるようになるので、ますます、信じることが強化されてしまう。
いやはや、SNSって、すごいことになってきた。人々の思想までもコントロールするような状況です。
ええ、インフルエンサーといえども、SNS運営会社には逆らえないので、本当に動かしているのは、SNS運営会社になるのかもねぇ・・・
そして、SNS事業者は国外企業ばっかりという・・・・(^^;