見出し画像

改めて「報連相」の本質を再確認してみる

社会人としてキャリアを積み気づけば私も会社の中で役員という立場にまで進んできた。アルバイトから社員、社員から役職者、そして現在の役員という状況だ。しかし立場が変わってもなお、得意でないことや日々の気づき、叱咤激励を受けることが多々ある。
その中で感謝すべきは、常に成長できる環境に身を置けていることだ。

そんな私が最も苦手としているのが「報連相」だ。
もちろん、報連相が重要であることは理解しているし、
情報共有や意思疎通を円滑にするための手段であることもわかっている。
それは大小さまざまな事柄に関わり、
その時点で必要な情報を上司に伝えることは、
組織全体の意思決定に影響を与える重要な行動である。

しかし私は元々状況を正確に伝えるのが苦手で、
次第に報連相が億劫になってしまった。
それに加えて裁量を持つ立場になればなるほど自分で判断して進めたほうが早いと感じることも多くなり、つい「これくらいなら報告しなくてもいいだろう」と考えるようになってしまった。

この状況を改善するべきだと強く感じ、今日から少しずつ意識を変えてみることにした。自分なりに、報連相を実践する中で3つの項目に整理してみた。もしかしたら「今更か?」と思われるかもしれないが、改めて自分の気づきを記してみる。


1. 報告すべきことの基準を明確にする

報連相が滞ってしまう理由の一つは、何を報告すべきか自分の中で基準が曖昧だったことだと気づいた。例えば、「これが会社の方針や戦略に影響を与えるか」「他の部署や同僚に影響があるか」「今後の意思決定に必要な情報か」を自問自答することで、報告すべき内容が自然とクリアになり、適切なタイミングでの報告ができるようになるのではないかと考えている。この基準を持つことで、無駄な混乱を避け、的確に報連相を進められるようにしていきたい。

2. まずは気軽に始める

もう一つの課題は、報連相を「完璧にやらなければならない」と構えすぎていたことだと感じた。そこで、もっと気軽に、小さなことでも報告することから始めてみることにした。小さな成功体験を積み重ねることで、報連相のハードルは自然と下がるはずだ。最初から完璧を目指すのではなく、少しずつ日常に取り入れ、自然に実行できるようにしていきたい。

3. コミュニケーションと裁量のバランスを見直す

役員という立場で裁量が増えると、報連相の範囲が曖昧になってしまうことが多いと感じた。自分でなんとかしようという思いが強く、報連相を怠る原因の一つになっているのかもしれない。また、過去のコミュニケーションがうまくいかなかった経験も、報連相に対する億劫さを助長している。この部分は改善の余地があると再認識し、これからは一人で抱え込まず、必要なことはしっかりと共有し、より自分からオープンになコミュニケーションを心がけたい。

そして、ある偉人の言葉を今日も心に刻んでおきたい。

「無心になって事に当たる」

余計なことにとらわれず、
心を空にして物事に対処するというこの言葉は、
私にとって大切な教訓だと感じている。
心の雑念を取り払い必要なことだけに集中することが、
これからの私に必要な姿勢なのだと気づかされた一日だった。
この気づきを、明日への糧として生かしていきたいと思う。

すぐに怠るので気軽に行きたいとおもう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?