佐藤 弘明|Hiroaki Sato

九州は大分県にある旅館専門の集客支援を行う会社の佐藤と申します。旅館•ホテルの身近なパ…

佐藤 弘明|Hiroaki Sato

九州は大分県にある旅館専門の集客支援を行う会社の佐藤と申します。旅館•ホテルの身近なパートナーでありたい。そんな思いからお客様の運営に関わるすべてのことに向き合いご支援をいたしております。お気軽にご相談ください。

最近の記事

感動とは。

感動ということを改めて考えてみる。 感動という言葉は世の中で日常的に使われているが、 改めて感動したことや感動させられたことなど、 自身に少し振り返って置き換えてみると、 なかなか言語化するのが難しい題材だ。 人によりその感動体験は大いに違ってくる。 今までは感じていなかった生きるということに目を向ければ、 草木や自然に対して感謝の念が生まれる。 生かされている状況にまた心が震え、感動を生む。 感じられることがその人の感動体験を大きく変えていくことを、 感動ということを考

    • 審美眼とは何か?

      審美眼とはただ美しいものを 見つける目ではない。 それは物事の本質を見抜き、 表面的な華やかさや装飾にとらわれず 静かに息づく美を感じ取る力である。 美は必ずしも派手で、 目を引くものではない。 むしろ、簡素で控えめなものの中に 隠れていることが多い。 これを見極めるには、心の状態が重要となる。 心が乱れているときには、 その繊細な美を捉えることは難しい。 静寂の中でこそ真の美が姿を現す。 しかし、 人はしばしば美を誤解する。 欲望や虚栄心がその視線を曇らせ、 美の本

      • 自分にとっての王道とは何か?

        人生というものは、常に不確かでぼんやりとした霧の中を歩いているようなものだ。 誰もがそれぞれにとっての「王道」を持っているのかもしれないが、 私にとってはこの問いがいつも心のどこかで引っかかっていた。 それはもしかすると、 他人にとっての「邪道」である 可能性も含んでいるからだ。 若い頃というのは、 未来が無限に広がっているように見えるものだ。その無限の選択肢の中で、 自分にとっての「王道」などというものを 深く考える余裕は、正直なかった。 ただ面白いか、面白くないか、 そ

        • 何者でもないが、何者でもある

          よく「今はできないが、いずれできるようになる」と言われるように、 できないけれど「できる」と言い続けることで、 相手からの期待を先に受け取り後からその辻褄を合わせていくような コミュニケーションが存在します。 実際私自身も未経験から広告業界に飛び込み、 右も左もわからない状態で経験をスタートしました。 ただ過去を振り返るとただ「イラストを描くのが好きだ」という思いだけでこの世界に入ったのです。今思うと数々の幸運が重なり自分の身を置く場所を選べ今の会社に所属できるご縁をいただき

          時代と世代〜曖昧さの中に埋もれたニューウェーブと輝きを見出したZ世代の潮流〜

          時代の変化と共に、世代間の価値観や文化も大きく変わってきました。 Z世代という言葉が確立されている昨今彼らは1990年代後半から2000年代にかけて生まれ、デジタルネイティブとして新しい価値観を築いています。 一方でその前に存在していた、Z世代とは異なるけれども今の潮流に影響を与えた曖昧かつひっそりとあった存在、 それがニューウェーブと呼ばれる世代である。 ニューウェーブは明確に区分されるZ世代とは異なり、世代の境目に生まれた一群です。 彼らはデジタル技術が完全に生活の一部

          時代と世代〜曖昧さの中に埋もれたニューウェーブと輝きを見出したZ世代の潮流〜

          キツイ時もあれば、うれしいこともある。

          本日、お客様からふとした相談をいただきました。 正直私でなくても解決できるような内容ではありましたが、 それでもご相談いただけたことに対し、 ありがたく嬉しい気持ちになりました。 お客様は、「自分で解決しなければならないけれど最善の選択をしたいと思ってあなたにも相談した」とおっしゃってくださり、 その言葉が胸に響きました。 その時、私自身の発言や行動がお客様にとって大きな影響を与えることがあるのだと改めて強く感じました。 些細な相談でも、未知の領域に踏み込むような大きな相談

          キツイ時もあれば、うれしいこともある。

          一息つくことの大切さ。

          長らく生きておりますと色々な出会いと別れがあるものです。 人生一度きりなんてことも申しますが、 今日はそういう言葉が頭をよぎるような一日でした。 仕事や生活をしていると出会いと別れというのは避けて通れないものです。お取引先との長いお付き合いが突然終わったり、 逆に新しい出会いが突然訪れたり。 今日はそんな出会いと別れが一挙に押し寄せてきた日でした。 さらに笑顔でお見送りしたお客様が、後日クレームを入れてくるなんて相談事があったり人ということやビジネスということを考えて疲弊し

          一息つくことの大切さ。

          脳みそがヒリヒリするヨル。

          ふと気づけば頭の中がまるで熱を帯びているかのように ヒリヒリしている夜がある。 何かを深く考え続けたときや難題に直面し解決の糸口が見つからないとき。そんな夜は、脳みそがまるで過熱しているかのような感覚に包まれる。 アイデアが浮かんでは消え、次々に新しい問いが頭を駆け巡る。 そのスピードに追いつこうとすればするほど、 脳の熱が増していく。 疲れが体にたまっているはずなのになぜか眠れない。 むしろ何かを見つけ出そうとする自分の内なる意志が、 さらなる思考を促してくるのだ。 こ

          脳みそがヒリヒリするヨル。

          本日の振り返り。

          本日の気づき「謙虚であれ」 今日も様々な出来事がありましたが、シンプルに本日の気づきを一言で表すと「謙虚であれ」ということです。 これは、単に自分を抑えることではなく、相手を尊重し共にゴールを目指す道を見出すことが私たちの使命であると強く感じた一日でした。 一人では動かない世界 今日感じたこの思いはいくつかの出来事から得たものです。 平たく言えば一人の力では物事は動かないということ。 ビジネスにおいても、日常の中でもすべては他者との関わりの中で進展していきます。どんなに

          ホームページ制作のフロー、ディレクター視点でのおすすめ

          私たちが行うお客様の集客支援の一環として、ホームページ制作は非常に重要な役割を果たします。制作をスムーズに進め、目的に沿った結果を出すためには、フローの進め方が鍵となります。そこで、今回のこの記事では、ホームページ制作における基本的なフローと、その中で注意すべきポイントをディレクターの視点からご紹介します。 1. 目的とゴールの明確化 まず初めに、お客様のホームページの目的を明確にしましょう。これは集客、売上の向上、またはブランディングなど、何を達成したいのかに応じて大き

          ホームページ制作のフロー、ディレクター視点でのおすすめ

          生きるために、考える力を忘れない。

          この記事を書くにあたり最近の自分がスルーする力を過剰に強めていることに気づきました。 何かをゆっくりと深く問いかける機会が減り、 「本当にこれが人の生き方なのか?」と感じたことがこの記事を書くきっかけとなりました。 当たり前を当たり前にしない ということは、非常に重要です。 これを見失うと、傲慢や怠慢に陥り危険を招きます。 日常の中でどれだけ意識して行動できるかが、 人としての成長に関わる鍵です。 人間はもともと怠惰な生き物だとされていますが、 それも生物としての生存本能ゆ

          生きるために、考える力を忘れない。

          行き違いからの気づき。スタートラインの重要性

          本日ある「行き違い」について大きな気づきがありました。 依頼者から頂いた内容と、 私がそれをどのように受け取ったかに相違が生じ、 そのズレを埋めるために調整の時間を持ちました。 今回の時間はどこでどのようにその相違が生まれたのかを 紐解くとともに自分がどう受け取っていたか、 そしてそれをどのようにアウトプットしたかという流れを 深く振り返るものとなりました。 ちょっとした「掛け違い」だったかもしれませんが、 このことは今後長い道のりを歩んでいく中で非常に重要な示唆を 与えて

          行き違いからの気づき。スタートラインの重要性

          改めて「報連相」の本質を再確認してみる

          社会人としてキャリアを積み気づけば私も会社の中で役員という立場にまで進んできた。アルバイトから社員、社員から役職者、そして現在の役員という状況だ。しかし立場が変わってもなお、得意でないことや日々の気づき、叱咤激励を受けることが多々ある。 その中で感謝すべきは、常に成長できる環境に身を置けていることだ。 そんな私が最も苦手としているのが「報連相」だ。 もちろん、報連相が重要であることは理解しているし、 情報共有や意思疎通を円滑にするための手段であることもわかっている。 それは

          改めて「報連相」の本質を再確認してみる

          危機をチャンスと捉える発想の転換

          仕事において、予期せぬパニックが訪れることがある(「よく」という表現には多少の語弊があるが、それなりの頻度で起こるものだ)。そんな時に私たちが取る行動は、大きく2つに分かれる。ぶつかるか、よけるか。 しかし、どちらを選んでも結果的に「ぶつかる」ことに変わりはない。 危機を危機として捉えなければ、いずれ足元をすくわれるからだ。 振り返ってみると、「まさに今がその時だった」と気づくことが多い。 つまり、私たちが気づかない間に、すでに足元が揺らいでいたのだ。 どれだけ美しい言葉

          危機をチャンスと捉える発想の転換

          ある記事をシェアされた感じたこと。

          ある信頼のおける方からとある日 私にコラムシェアしてくれた時の話だ。 その方は物事の捉え方や他人への配慮に非常に優れた人で、とても感性が豊かな方だと感じておりその深い洞察にいつも驚かされる。 今回はさらっと「頭の体操になりました」という一言を添えて、 そのコラムをシェアしてくれた。 タイトルに目を留めると、「靖国神社」という言葉が含まれていた。 それを見た瞬間私は「これはかなり重いテーマだ」と直感し、 後でじっくりと読もうと思った。 靖国神社というテーマが持つ歴史的・感情

          ある記事をシェアされた感じたこと。

          旅館の事業承継に向き合ってみて思うこと

          次世代の旅館の子どもとして生まれた者が直面する苦悩は、 さまざまな側面があります。 親から受け継いだ歴史ある旅館、 地域の期待、 スタッフとの関係、 そして現代に合った経営の在り方を模索する責任。 この重圧は時に自分自身の存在意義を問いかけ、 進むべき道を見失わせることがあります。 事業承継の苦悩 多くの次世代経営者が直面する大きなテーマはやはり 親からの事業承継です。 先代の経営方針が地域や常連客に深く根付いているため、 それを変えるべきか、 守り続けるべきかという葛

          旅館の事業承継に向き合ってみて思うこと