【MTG】ベルチャー小話【モダン】
先日とんでもないことを目にしたのでなんとなくの書き溜め
TwitterでぼーっとTLを眺めていたところ、あるモダンの大会の結果が流れて来た
1位ベルチャーだすげぇって思って内容を見てみると TOP8青白コントロールが3人いることに気づいた
……???????え? 何?対コントロールで勝てるベルチャーって何?と思い、Sodek氏のTwitterを見てみると、デッキリストと対戦マッチが記載されていた 結果は以下の通り
青白コンに5戦全勝って何???????
メイン血染めの月4枚
とにも書くにもデッキリストを見てみよう
再交差型で、ほかの人とちょっと違うのは、メインに血染めの月がガン積になっていることだ
この辺の理由はこのツイートのリプライに載っている当人の発言からもわかるように、メインの月が対青白コンの1戦目を勝利する要因になっているであろうと思われる
というのも、ベルチャーは2t目でマナ加速から月を撃てることがあるため島が2枚立つ前に月を置けば大抵の場合マウントが取れる
打消しの種類が 対抗呪文・大魔導士の魔除け・謎めいた命令などの青シンボルを多く含むカードが多くなっているので、月さえおいてしまえば間に合うだろうという考えだ(本人ツイート参照)
唯一怖い否定の力も最近は1枚、もしくはメインに入ってないなどがあるので 当たったら交通事故くらいで考えておいたほうがいいかもしれない
この辺は完全に環境の読み合いですね すげぇや
何故再交差型を採用するのか
この辺は私が有料記事を買う前に書いているので完全に想像であることを前提に書く
※小道の再交差については 前にココで多くまとめているので、改めて思ったことだけツラツラと
・ベルチャーを取るか 月を取るか
ベルチャーのマナ加速にはスペルでマナを加速するものと、宝物トークンで次ターン加速する2パターンがある
初動で月を置いて蓋をしたいこのデッキは、2パターンのマナ加速を惜しみなく使えるのが利点ともいえる
ただ、独創力型では君は呪いの彫像を見つけたを採用していることもあり、3t目のベルチャー着地を主にしているので、相手に対抗呪文などの対応手段を構えさせる隙を用意させてしまう
コントロールにも対応できるようにするか、平均キルターンの速度を上げるか 環境次第で見極めていこう
・大いなる創造者、カーンの存在
多分採用している一番の理由はコレだと思う
というのもベルチャーというデッキ、この4マナカーンには滅法弱い ベルチャーの起動はもちろんのこと、宝物トークンまでマナを生み出せなくなってしまうので、本当に何もできなくなってしまう
そこで取るのが昇天ループだ 昇天ループをするにあたり、アーティファクトを使う必要はなく再交差が決まってしまえば勝ちきることができる
4マナカーンが採用されるトロンには基本デッキから墓地へ落とすようなギミックは無いし、再交差を撃ってしまえば難題とかでパーツを落とされる心配もない
余談ですけど 思考掃きの採用が地味~に減ってきているっていうのも追い風なのかもしれませんね
・想起エレメンタルのサイドボード採用
サイドボードを見てみると、激情4枚・忍耐2枚と、モダホラ2想起エレメンタルが惜しげもなく採用されている
この辺は独創力型にはできないことで(独創力でめくれてしまう恐れがあるから)、素出しも容易にできるスペックであることを考えると、
ベルチャー相手で生物除去を減らした相手をエレメンタルでぶん殴りきるプランが使われていることがなんとなくわかる
おわりに
最近ベルチャーの入賞が増えて来たことはうれしいが、その代わり今後はほかのデッキが対ベルチャー用のサイドを取ってくる可能性がある
今後はどういう環境の流れになってくるかわからないが、私のプレイング自体がまだまだということを実感したのでいろいろと考えながら大会に出ようと思う
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