【東洋医学概論オリジナル問題】病因チャレンジ編

★フォロワー７０人達成イベント
　として、２４時間無料公開
　となっています。

　※詳細は「ヤマトーーク！＃５」

・オリジナルの4択問題です。

・問題は現役の非常勤講師が作成した、
　オリジナルの問題となります。

・すべての問題に回答と解説付きです。

・今回は東洋医学概論の
　「病因（とくに外邪）」
　についてです。

・国家試験や校内試験の対策、
　または学習の理解度チェックに
　ご活用ください。

・問題は全１７問です。

・最初の３問は準備運動として、
　常時無料公開となっています。

・最後に国家試験での
　病因問題のポイントを載せてあります。

・転載はおやめくださいますよう
　よろしくお願い致します。

問題１

六淫のなかで、
他の外邪を引き連れてくるのはどれか。

１、湿邪
２、風邪
３、燥邪
４、寒邪

解説１

他の外邪を引き連れてくる性質は
「百病の長」といわれます。

風邪がこの性質を持っています。

通常であれば邪気は単体で
身体に侵襲します。

風邪は他の邪気を連れてくるため、

風邪+寒邪＝風寒
風邪+湿邪＝風湿

と、なることもあります。

引き連れてくるだけでなく、
風邪と共に症状を出します。
ダブルパンチです。

よって答えは２となります。

問題２

脾を損傷させやすい邪気はどれか。

１、風邪
２、燥邪
３、湿邪
４、暑邪

解説２

脾の生理特徴に、
「喜燥悪湿」というものがあります。

これは、
乾燥を好み湿を嫌う
という特徴です。

脾の運化機能に
湿が混じることにより、
消化不良を起こし、
胃のつかえや排便に異常が出ます。

よって答えは３となります。

問題３

風を生じやすい邪気はどれか。

１、風邪
２、湿邪
３、燥邪
４、火邪

解説３

風を生じやすいという性質を
「生風」といいます。

これは火邪が持つ性質です。

火邪が身体に侵襲すると、
体内で強風が吹いたような
痙攣といった症状が出ます。

よって答えは４となります。