よもぎの収穫体験に参加しました【in新潟】
去る7月10日新潟県の農家さんでのよもぎの収穫イベントに参加してきました。
こちらの投稿を見てすぐさま応募しました。去年は仕事で行けませんでしたが、
今は無職ですので参加することができました。
というわけで今回の感想をまとめていきます。まずは国内の現状から。
もぐさのためのよもぎ栽培
まず前提としてこちらのよもぎ農家(本当はお米がメイン)で収穫されたよもぎはもぐさになります。そうです。みなさんがお灸で使用しているあのもぐさです。
他にもよもぎ農家さんは日本には少しだけいますが、もぐさのための農場というのは無いのではないでしょうか。もしやっているところがありましたら教えて下さい。伊吹山は多分圃場があるわけではないので…あるのかな?
国産よもぎの現状
そもそも今日使われているもぐさの産地を確認していますでしょうか?某老舗のもぐさは国産の場合もありますが、基本的には中国産ですよね。
もぐさのメーカーさんも国産のよもぎから海外産のよもぎに切り替えているとかいないとか…
それだけ国産のよもぎの需要はあるにも関わらず、農家がいないんですよね。
その理由は簡単です。買取価格が安いからです。
新潟のところでも1キロ───円で買い取ってもらっていると話をしていました。(いくらか教えてくれましたが記事では内緒にしておきます)
僕の思っている以上に安い金額でした。で、その割に作業過程が多い。
そりゃもぐさに卸そうとは思わないですよね。
よもぎ収穫の流れ
というわけでようやく本題です。よもぎ収穫の流れを説明します。
圃場で刈り取り
葉こき→乾燥(逆の場合もある)
出荷
こんな感じでしょう。文章だとかんたんに見えますが、正直かなり大変でした。やっぱり人数がいないと難しいなと改めて思いました。
そして刈り取りよりも大変だったのが葉こきと言われる作業です。
葉こきとは葉っぱと茎を分けていく作業になります。延々と葉っぱを茎から剥がしていくので結構疲れました笑
よもぎ栽培
わたしは何もわからず植え始めてしまったのでこうした栽培されている方のところに行くのは初めてでした。当日は生憎の雨でしたが、ところどころ雨がやんだりしていました。で、そのタイミングで少しだけ収穫を行いました。
よもぎの圃場ではわたしが思っている以上に群生していました。
刈り取りやすいそして雑草も生えづらい
こんな感じでした。わたしが行っている圃場ではいわゆる普通の野菜同様に等間隔に植えています(ま、どんどん増えていったので境目とかわからなくなっていますが…)
収穫体験の感想
改めて国産よもぎの需要を感じた
作業過程が多い上に買取価格が安い
需要はあるが、作業工程が大変な上に買取価格が安い。
これではよもぎ産業は成り立たないですよね。民間でも大体的によもぎの栽培をしているところはほとんどありません。
おそらく徳島にあるエメラルドよもぎさんが一番有名なのではないでしょうか。
この収穫体験で学んだこと感じたことを自分の事業に活かせるようにしていきます。
ここでもよもぎ栽培されているよという場所がありましたらぜひ教えて下さい!