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手持ちのカードを増やそう

"To age is to gradually lose possibilities. It's about not being ensnared by those lost possibilities, but rather, gracefully letting go and figuring out how to manage with the remaining cards in hand. That's what it means to live."

先日、見かけた名言です。

歳をとると可能性が少なくなっていくけれど、失った可能性に執着せずに手放して、手元に残ったカードでどうやりくりするかを考えること。それが生きると言うこと。

これ、10代や20代前半だったら、ピンと来なかったと思う。
人生後半戦の今だから、とても納得できる言葉として受け止めました。

ただこの言葉は、若い人こそしっかりと受け止めておくべき言葉だとも思う。

手持ちのカードを増やすことは一朝一夕にはできないので、
若いうちからいろんなものに興味を持ち、遊び、学び、経験して、カードを増やしてゆく。
それが人生後半になって生きてくる。

手持ちのカードを増やすためには、特にこれをしなきゃいけないというものはない。
大学に行かなくても、世界を旅しなくても、
たくさんの友達がいなくても、いい。
たとえば一冊の良書をとことん読み込むことでも、手持ちのカードは何枚も増やせる。
近所の公園を散歩するだけでも、自然の移ろいや、風や空気の変化、訪れる人たちの様子など、気持ちや意識の向け方次第で、手持ちのカードになるものはある。
孤独や挫折だって、立派なカードになる。


そして、可能性がかなり少なくなってるお年頃の私ですが、
新たなカードを増やそうとしております。(やりくり下手)



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