無自覚に選ぶ不幸の道
おはようございます。
今日のテーマは「無自覚に選ぶ不幸の道」ということで、アドラー心理学で言われているメサイヤコンプレックスについてお話ししていければなと考えています。
自分の愛が幸せに結びつく選択になっているかの一つの指標になればと思います。
メサイヤコンプレックスとは
言ってしまえば自分が救世主になって相手を助けることによって、自分の価値を実感しようとする態度です。自分に価値を感じることができていない、特に自己受容が出来ていない人、劣等感に苛まされる人に多い印象があります。
なぜ不幸になるのか
当人は気づくことがかなり難しく、気付いたとしても受け入れることが難しいでしょう。なぜなら本気で相手のことを救いたい、守りたいと思っているから。
そう思っていることは事実であるかもしれません。しかしそう思っている目的を考えると相手を幸せにすることはできない。
結局は自分を満たすことが目的になっていて自分へというベクトルは変わっていないから。
「私は寄り添って相手の話を最後まで聞いて理解している。」とは言っているものの実際には
「私はあなたが心配なのに何で話してくれいないの?」
「それは絶対違うよ。だって、、、」
「私はあなたのために言っているんよ。」
などのような言葉を発する。
そしてこれらは全て自分の価値観と照らし合わせそれに基づいて発言される。
さて、相手を思うとは一体どこに行ったのでしょうか。無意識に価値観を押し付け、ひどければ相手を否定する。そんな状態で幸せになるわけがありません。
本当の愛は持てていますか?
本当の愛とはそれは無条件の愛です。
大切な人がそこにいる、生きている事実を心から感謝し存在を愛することができていますか?
そしてその一歩手前の自分を愛することはできていますか?
与えよ、さらば与えられん
与えるためにはまず自分が持っていなければ与えることができません。お金を持っていないのに寄付をすることはできません。持っているからこそすることができます。
自分を愛することができていないのに他者を愛することはできません。
アクションプラン
いろんな自分を書き出す
この時いい自分も嫌な自分も出てくるでしょう。しかし無理に肯定も否定もする必要なありません。ただそういう自分がいると認識すること。
どんな自分であってもそれによって人間の価値には関係ありません。
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