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  • スキルアップのためのビジネス実践心理学

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心理学をベースとした人材・組織開発の”専門家”と”実践家”がタッグを組んで開発された新たなコミュニケーションデザインサービス「ラポトーク」を正式リリース!

Actors合同会社(東京都渋谷区)は、信頼関係構築のスキルを強化し、個人と組織の行動変容を促進するコミュニケーションデザインサービス「ラポトーク」を7月1日より正式リリースします。 様々なビジネスシーンにおけるコミュニケーションをデザインし、人的資本経営や健康経営を促進する企業様へ、心理学の専門的な知見とスキルを活用し、企業価値の向上に伴走支援します。 【サービス概要】人材・組織開発サービス「ラポトーク」は、組織開発や組織心理の専門家が監修を行い、組織コミュニケーション向

    • フロー体験理論を学びに変えて組織開発に役立てる

      はじめに 組織開発において、メンバーのモチベーションとパフォーマンスを高めることは極めて重要です。そこで、注目すべき概念が「フロー体験理論」です。フローとは、心理学者ミハイ・チクセントミハイによって提唱された理論で、個人が深い集中状態に入ることを指します。本記事では、フロー体験理論を組織開発にどのように活用できるかを探り、その具体的な方法を紹介します。 フロー体験理論とは? フロー体験とは、個人が没頭し、時間の感覚を忘れ、活動に完全に集中している状態のことです。心理学者

      • 育成には意思決定の数をどれだけ経験させてあげることができるか

        はじめに 企業の成長には、優秀な人材の育成が欠かせません。しかし、単に知識やスキルを教えるだけでは不十分です。実際に現場で意思決定を行う経験を積むことこそが、真の成長につながるのです。本記事では、意思決定の経験がなぜ重要なのか、そしてその経験をどのように提供するかについて探っていきます。 意思決定の経験が重要な理由 リーダーシップの養成 意思決定の経験を積むことで、社員はリーダーシップを養成します。リーダーシップとは、適切なタイミングで正しい決断を下し、チームを導く能

        • 不確実な時代に信頼を築く心理学的コミュニケーション

          現代のビジネス環境は、予測困難で変化のスピードも加速しています。この不確実な時代において、従業員や取引先、顧客との信頼関係を築くことは、企業の安定と成長にとって欠かせません。しかし、変化が激しいほど不安感や抵抗感も生まれやすく、信頼関係の構築にはより繊細で効果的なアプローチが求められます。 そこで、心理学的なコミュニケーションの手法が非常に有効です。特に管理職は、心理学を基にした信頼構築のためのコミュニケーションスキルを身につけることで、従業員の安心感を高め、組織全体の結束

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        • スキルアップのためのビジネス実践心理学
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          多様性推進に心理学でつくる包摂的な組織

          現代のビジネス環境では、多様性(ダイバーシティ)と包摂性(インクルージョン)の推進が企業の成長と競争力の向上に欠かせない要素として注目されています。組織に多様なバックグラウンドを持つ人材を取り入れるだけでなく、すべてのメンバーが活躍できる包摂的な組織文化を構築することが求められています。 包摂的な組織とは、従業員一人ひとりが自己を表現しやすい環境のことであり、心理的な安全性と信頼関係が育まれた環境です。特に管理職は、このような組織文化を促進し、チーム全体が安心して働けるよう

          多様性推進に心理学でつくる包摂的な組織

          CX向上に心理学で顧客体験をデザイン

          顧客体験(Customer Experience、以下CX)は、今や企業の競争力を左右する重要な要素です。商品の品質やサービスだけでなく、顧客がどのように感じ、どんな印象を持つかが、ブランドへの信頼やロイヤルティに大きく影響します。しかし、CXを向上させるためには、顧客の心理を理解し、彼らが期待する価値を提供する必要があります。そこで、心理学の知見を取り入れた顧客体験のデザインが非常に有効です。 本記事では、CXを向上させるための心理学的アプローチについて解説し、特に管理職

          CX向上に心理学で顧客体験をデザイン

          変化に強い企業を育む心理学的対応力

          ビジネス環境が急速に変化する現代、企業には柔軟性と対応力が求められています。市場のニーズ、技術の進化、経済状況の変化など、あらゆる要因が組織に変化を迫っています。このような不確実性が高まる中で、変化に強い組織を育てるためには、単に戦略や技術を導入するだけでは不十分です。そこで注目されるのが「心理学的対応力」です。従業員が変化に対して柔軟に対応できる環境を整えることで、組織全体の適応力を高め、持続的な成長を実現します。 本記事では、変化に強い企業を育てるための心理学的なアプロ

          変化に強い企業を育む心理学的対応力

          AI活用に人間味を〜心理学で進化するコミュニケーション〜

          AI(人工知能)と機械学習はビジネスの現場で欠かせない存在となり、効率性や正確性の向上に大いに貢献しています。しかし、デジタルツールが人間に取って代わると、冷たさや非人間的な印象を与えてしまうリスクも増えています。そのため、AIの活用において、単なる効率化だけでなく、人間らしさを感じさせる「心理学的なコミュニケーションデザイン」が注目されています。 この記事では、AIと心理学的アプローチを組み合わせた「人間味のあるコミュニケーションデザイン」の可能性について解説し、AIを効

          AI活用に人間味を〜心理学で進化するコミュニケーション〜

          モチベーション理論の実践〜従業員のやる気を引き出す方法〜

          従業員のモチベーション向上は、企業の成功に不可欠な要素です。効果的なモチベーション管理は、生産性の向上、従業員の満足度向上、そして企業全体のパフォーマンス向上につながります。今回は、心理学の視点からモチベーション理論を探り、それを実践する方法について詳しく解説します。 モチベーション理論とは? モチベーション理論は、人間の行動を動機づける要因を探る心理学の一分野です。主なモチベーション理論として以下が挙げられます。 1. マズローの欲求階層説 アブラハム・マズローの欲

          モチベーション理論の実践〜従業員のやる気を引き出す方法〜

          適者生存型の組織がもたらす罪悪

          現代のビジネス環境では、競争がますます激化し、多くの企業が生き残りをかけた戦いに挑んでいます。その中で、適者生存の原則に基づいた組織運営が一般化しつつあります。しかし、このような組織文化がもたらす潜在的な罪悪について考えたことがあるでしょうか? 適者生存型の組織の実態適者生存型の組織は、一言で言えば「成果を上げた者が生き残る」文化です。エース人材が抜擢され、マネージャーに昇進するのは一見合理的に見えますが、果たしてそれが組織全体にとって最良の選択なのでしょうか? チャレン

          適者生存型の組織がもたらす罪悪

          ヒューゴー・ミュンスターバーグの理論を現代にどう活かすか

          ヒューゴー・ミュンスターバーグ(Hugo Münsterberg)は、心理学を実社会に応用することで大きな影響を与えた先駆者です。彼が産業心理学や法心理学、メディア心理学、教育心理学の分野で行った研究は、100年以上経った現在でも私たちの生活に深く関わっています。ミュンスターバーグの理論を現代にどう活かすことができるか、具体的な分野ごとに考察していきます。 1. 産業心理学と働き方改革:生産性向上への貢献 ミュンスターバーグは、従業員がどのような仕事に適しているのかを見極

          ヒューゴー・ミュンスターバーグの理論を現代にどう活かすか

          サステナビリティ推進に心理学的アプローチを

          サステナビリティは現代のビジネスにおいて、もはや避けて通れない重要なテーマとなりました。環境や社会への配慮が企業の成長に欠かせない要素であると同時に、ESG(環境・社会・ガバナンス)指標の評価も企業価値に大きな影響を与えています。しかし、サステナビリティの推進は必ずしも簡単ではありません。新たな取り組みを導入する際には、社内外からの理解や協力が必要であり、ここで心理学的アプローチが強力な武器となります。 本記事では、サステナビリティを効果的に推進するための心理学的アプローチ

          サステナビリティ推進に心理学的アプローチを

          DX加速を支える心理学的コミュニケーション術

          デジタルトランスフォーメーション(DX)は、企業の成長と競争力を高めるための重要な取り組みです。しかし、DXの成功は技術の導入だけでなく、組織全体での意識改革と、従業員の理解や共感を得ることが欠かせません。そのためには、DXに向けた心理的サポートと効果的なコミュニケーションが必要です。 特に管理職の役割は重要で、従業員がDXをポジティブに受け入れ、変化に適応できるようサポートすることが求められます。本記事では、DX加速を支えるための心理学的コミュニケーション術について解説し

          DX加速を支える心理学的コミュニケーション術

          心理学×働き方改革〜リモートワーク成功の鍵〜

          リモートワークは、今やビジネスの新しいスタンダードとなり、多くの企業が従業員に対して柔軟な働き方を提供するようになりました。しかし、従来のオフィス環境とは異なるリモートワークでは、従業員同士のコミュニケーションが希薄になりがちで、エンゲージメントやモチベーションの維持が難しいと感じる管理職も少なくありません。リモートワークを成功させるためには、心理学的アプローチを用いて、チームの結束力を高め、信頼関係を築くことが重要です。 本記事では、リモートワークを効果的に運用し、従業員

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          人材育成に効く!心理学的コミュニケーションの力

          人材育成は、企業の成長に不可欠な要素です。特に管理職は、部下の成長を促し、組織全体のパフォーマンスを向上させるために、日々さまざまな取り組みを行っています。しかし、単にスキルを教えるだけでは十分ではありません。心理学的なコミュニケーションスキルを活用することで、より効果的に部下の成長を促進することができます。 本記事では、人材育成における心理学的コミュニケーションの力を解説し、管理職として知っておくべき具体的な方法を紹介します。最後に、心理学をベースにしたコミュニケーション

          人材育成に効く!心理学的コミュニケーションの力

          社内ネットワーキングの強化こそがマネージャーの重要な役割

          現代のビジネス環境では、社内ネットワーキングの強化がマネージャーにとって極めて重要な役割を果たしています。適切な社内ネットワーキングを活用することで、業務の効率化だけでなく、社員の自己効力感の向上にも繋がります。今回は、なぜ社内ネットワーキングが重要なのか、そしてその強化がマネージャーの役割として不可欠である理由について考えてみましょう。 社内ネットワーキングの重要性問題解決のスピードアップ 社内ネットワーキングが強固であれば、業務上の問題を迅速に解決することができます。

          社内ネットワーキングの強化こそがマネージャーの重要な役割