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【雑記】声を使うのお仕事の登竜門??

外郎売りって知ってます?

──そうそうそうっ!!
暴言はもちろん、暴力とか、礼儀のなっていない人を派遣するお仕事──ってバカ♪ それは「下郎売げろううり」だろっての♪
誰が無礼な奴を売って欲しいんだっての♪
何に使うんだっての♪
これは「ういろううり」って読むんだってぇ〜の♪

はい、この外郎売ういろううり……説明、します? いります? この記事を読んでくれてる人は、もう知ってるんじゃないです?
まぁ知らない人の為に、一応サクッとだけ説明しときましょうか……簡単にね♪

といっても、私も詳しくは分かってないんですけど、とりあえず「歌舞伎の演目の台詞」なんですよね?
「薬を売る人の台詞」みたいな感じです……よね?
凄く長い台詞で、売る為の台詞だから、抑揚などの演技力の練習にもなるし、途中に早口言葉も入っているから、滑舌の練習にもなる。
声に携わるお仕事の人はもちろん、演技関係のお仕事をしている方は、皆さん完璧に出来る──と言っても過言ではない。そんな台詞。
それが──「外郎売ういろううり」。
ですよね?

詳しくはWikipediaを確認してくださいませ♪ ネットで検索したらすぐ出てくるんで、そちらで調べた方が確実!!!

さて、とても曖昧な説明をさせて貰った外郎売りなんですけれども……私、どうも好きになれない。

いや、誤解はしないで下さいよ!! 別にこの台詞とかを嫌っている訳じゃないんです!!
「ドヤ顔で『外郎売り、読めて当然だしw 基本じゃんww』って言っている人」が嫌いなんです。

どうして嫌いなのか……
声を使って遊ばさせて頂いておりますと、意外にこういう方に出会す機会があります。
そして得意気に外郎売りを読み始めます。
するとどうでしょう? スラスラと噛むこと無く読み進めていくではありませんか。
そして最後に「毎日やっていたんで♪」と自信に溢れた声……

私は言いたい訳です。
「うん『読んでいた』ね」と……
「台詞なのにも関わらず『無感情で、状況を表現もせずに、読んでいた』ね」と……

外郎売りが演技の基本となっているのは、よく分かります。大切な全てが詰まっている、大変素晴らしい台詞です。
しかしその台詞を活かしている人が、あまりにも少ない。
どうしてなのか?

まぁ簡単な話『伝言ゲーム』が起こっているからだと、私は分析する訳なんですよ。
台詞の意味を伝えずに「滑舌の練習になる」と言う部分だけが伝わっている。
「読めば良い」
「覚えれば良い」
「噛まなければ良い」
実に意味の無い……とまでは言わないまでも、成長の無い事です。

どうしてこうなってしまったのか?
理由は単純明快です。
私も数回読んで納得しました。

「言葉の意味が分からない」

歌舞伎の台詞ですから、言葉も古い訳です。出て来る土地も分からなければ、職業など、言葉の一つ一つの意味が分からない。
となると、状況を想像する事が出来ない……まぁこれはこれで問題はありますけど、今は置いておきましょうw
つまりはそういう事なんですよね。

時代も変わっている訳ですし、他に良い練習になる台詞……台本って無いんですかね??
なんて、調べたら古舘伊知郎様(ふるたちいちろうさま)がお書きになられてました!! これが実に面白い!!
興味がある方は、そちらも調べて頂く感じで、ここはサラッと紹介だけしておいて──

【本題】──という事で!!! 私、であぱ、書きました!!!!!!

滑舌はもちろんの事!!
台詞の抑揚、場面を想像してのイメージ練習!!
さらには──一人二役の切り替えまで!!!
声劇台本って事で書いたので、仲間を見付けて2人で練習する事もOKです!!!

ありがたい事に、ちょこちょこと「某声優さん」「某学校の演劇部」「某学校の放送部」「某劇団の演者さん」などが使ってくれてるらしいです!!
ありがたいですね♪

個人的にはとても良い練習になるんじゃないかと、思ってます!!
リンク貼っておくんで、気が向いたら使ってみて下さいませませ♪

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