◯375と376 6/1(火)と6/2(水)
◯375 6/1(火)
令和三年の五月と言うのはなんだかよく分からない不思議な一ヶ月だった。数ヶ月前とも数年前とも違っていた。僕にとって時間とは、明日とは昨日とは、来月とは先月とは、地続きだった。その感覚があまりないから不思議だ。格別、僕をぐらぐらと揺さぶるような外的な何かがあったような気はしない。雑多なあれこれはあったが、べつだん「格別」と扱うほどでもない。ただ、マァ動いた、とにかく動いた。作曲を仕事として踏み切ったのもそうだし、文章や、書や、声や、マァ結果はどうあれ動いた