心境の変化につながったもの
前回、心境の変化のきっかけとして法話会での気付きを挙げました。
煩悩の疑いでない、疑い心なく聞けるというのがわからないという思いこそが自分目線
というところです。ここは龍雲先生の聞法道場でも繰り返し聞かせて頂いているところです。
以下のように、テーマを決めてスレッドを立てて話し合っています。
浄土真宗の聞法道場より
浄土真宗における聴聞とはAのイラストのように阿弥陀仏の本願を聞くことです。しかし、「そうは言っても、どうにも信じられない」「どうすればいいのか分からない」「おとぎ話にしか聞こえない」などとBのイラストのように、自分の思いにばかり耳を傾けてしまっているのです。このワークは自分の思いに耳を傾けるのではなく、阿弥陀仏の仰っていることに耳を傾けるための練習なんですね。
浄土真宗の聞法道場がいつからスタートしたか確認してみたら、2019年の7月でした。立ち上げ当初からのメンバーでしたので、2年以上自分の思いにばかり耳を傾けていたということになります。
もちろん繰り返しワークしていたわけですから、頭ではじゅうぶん分かっているはずなんですが、まるでロープでぎちぎちに巻かれているように自分の思いから目を離せないような感じでした。
聞法道場でのやり取りを時系列順に並べてみます。
この頃は完全に自分の思いに耳を傾けています。
1年経ってだいぶ理解が深まってきています。形だけでも阿弥陀仏の方を向こうと頑張っています。
阿弥陀仏の救いが届いているとはどんなことか、頑張って理解しようとしています。
聞法道場を通して聞法を続けていますが、阿弥陀仏の声に耳を傾けるということは理解できているけれど、どうも腑に落ちないというかすっきりできない状態が続いていました。それが私が体験発表をした法話会のあたりから変わってくるのですが、その法話会の前に聞法道場で大事なやり取りがありました。
この龍雲先生とのやり取りと、体験談を発表した法話会が私の心境を変えていったように思います。