アクティビストより怖い存在

ブルームバーグによると、セブン&アイがイトーヨーカ堂、ヨークベニマルなどのスーパー事業をPEファンドなどに売却を初期的に打診したとのニュースです。

セブンといえばむかーしむかしから、アクティビストファンドから
「スーパー売れ!」
という指摘をされてました。

2016年にはサード・ポイントから


2022-2023年はバリューアクトから


実はちょっぴりオアシスも(どこにでも首突っ込む)



で、約10年程株主からの指摘を受け、経営陣はようやくスーパー事業のIPOを検討し始めました。




ですが、ここにきてアリマタシォン・クシュタールによる買収提案が浮上したところで、最初のニュースです。

実際のところ、事業会社からの買収提案が来たからIPOではなくPEファンドに売却路線ということではないと思います。
セブンがスーパー事業をPEファンドに売却したとてクシュタールからの買収提案の難易度が上がるということはないので。
しかし、事業会社からの買収提案というのはアクティビストファンドよりもやっかいなことがうかがい知れます。


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