高校野球ベスト16のチームは大会前まで練習試合10連敗。何故勝てる?
実はこの夏、大会前にチームは最悪の状況でした。
勝ち負けは練習試合では私はあまり見ていなく、
内容・中身しか見ていません。
いくら勝っても練習では意味がない。
周りからは「大丈夫ですか?」との声で心配させてました。w
ちなみに「これで勝てます!」と保護者会に言った日も負けてます。w
だから練習試合はあくまで、練習試合なんです。
勝てる根拠を探した。その中で取り組んだ事。
大会初日が7月14日という日程、6月の後半から7/10の開幕まで実は強化練習と題して、負荷のかかる練習をしました。
大会前にスイング1000本毎日やった代は流石に初めて。
これでスイング力を戻す、もう一度フルで体を使う。
ここまでは納得。ただ勝ててないわけで。w
大会試合日1週間前からマシンを極秘の設定に。
これを打てるようになるとこのチームは当たり始める。これは秋のオフシーズンで試していた中でのチーム特徴。
つまり10月の練習試合から、夏の大会へ向けて引き出しを用意している。
そんなやり方をしています。
これで戻ってくるから大丈夫と。
公立強豪校揃いの山で、みんな格上。
それでと最後の2週間が
成長と整理をしてくれた。
練習試合で勝っていたらベスト16は無かったかもしれない。
私個人としては勝っても勝った根拠が見えない限りは、模索し続けますが。
ちょうど良い不安と、「予言者」とあだ名を付けられていた監督(親御さんから耳にしましたw)からの、「これで勝てる道ができたから大丈夫だ」と7月10日に言われた選手は「なんか知らないけど三宅がそう言ってるならこれで勝てるんだ」と腑に落としこんでいた。w
結果としてはベスト16👍
ある公立校の名将の方が言ってましたが、
神奈川で公立で毎年勝つというのは本当に難しいと言っていました。
そういう声がある意味私にとってはお守りでした。
だからご縁は蔑ろにしてはいけないなぁと。
この代は入部が7月。成長のキッカケを見つけて、
明日からと気合の入った選手が揃った時に、自粛。
困難や苦労の中でどれだけ徳を積むことができたか。
この「想い」一つが本番の彼らのお守りだったと思います!
そんなわけで、常に根拠を持って組織を回す事、その根拠はどのタイミングか分からないから観察する事。
鈍感はダメ。
顔を見て、変化が気づくくらい、
色んなことに気づかないといけない。
それが道を指し示して導く者の役割!指導者。
負けに不思議の負けなし。
ということは、
負けたもの勝ちなのかもしれない!!
己の弱さを知りてまず一歩。
弱さを知って、優しさを得る。強さを得る。