声のトーンや仕草で決まる
声のトーンや仕草で決まる
・あなたは、非言語情報を普段から重要だと思ってきていますか?あなたは非言語情報を読み取るのに長けている方でしょうか?
⇒思っています。
まず言葉は言っている言葉よりもその言葉の声のトーンで決まるといわれている。
日本人は得に心から思っていないことばを発することが多い。
右にならえ、個人よりも組織を重んじる文化のため、個人の尊重が乏しい。
みんなと同じにしなさい。みなりはきれいに。ネクタイ、鼻毛、わきが、剛毛、みんなに合わせることが重んじられている。
マイホーム、こどもを作る。日本語を話す、終身雇用、大企業、難関大学でないといけない。
などが存在する。
固定観念がある。
それがよくもありわるくもある。
電車の時刻が世界一正確なこともそこからくるかもしれない。
正確性が高い文化ということ。
声のトーンでそうですね。と同調することが多い。
そのトーンが高いテンションならばそのとおりかもしれない。
無表情で、身振り手振りもなく低い声でそうですね。
といっても同調していないだろう。
特に男性は女性よりも共感能力は低いとも言われているので、
女性の真意が読めないこともあったりもする。
意見も手をあげて発するひともいない。
個人の意見が言えない風潮がある。
仕草もしかりで、相手が足を組んでいたり、腕をくんでいたりすると
同調しない体制に入っている。
逆に笑顔や身振り手振りがあったりしていると心が弾んでいる状態。
足のつま先が向いているところに意識がある。
目は口ほどにものをいうと言う言葉のとおり、
言葉よりも目をみたほうが早いということもある。
瞳孔が開いていると興味をもっている状態。
ともいわれている。
・あなたは、コミュニケーションの9割は言語情報ではなく非言語情報であるということに自覚的でしたか? 普段から笑顔やこざっぱりとした格好などで色々な人と繋がれる素地を作り上げていますか?
⇒自覚的です。作り上げていません。
人は見た目に寄らずということばがある。
質素な人ほどお金もちという事実がわかっている。
タクシーを頻繁使用する。
豪遊する。
ヨットを所有している。
高級外車に乗っている。
それらがさらにお金を連れてくるかどうか。
お金もちはさらにお金を生み出すような消費をする。
美容整形や豊乳手術をしてそれが消費コストよりも収入を生み出せば良い投資かもしれない。
美容はあっという間に老化するが。
人は見た目が9割という人もいるが、見た目で判断するのは一瞬の付き合いのときは効果がある。
ブランド店の店員、ホストやキャバクラの接客、不動産の営業、保険の勧誘。
金の切れ目が縁の切れ目。
見た目をよくして接しないとお金にならない。
笑顔もしかり不機嫌でいれば、契約しようと思わない。
ながい付き合いはそこではなく、ありのままの自分。
髪の毛もぼさぼさ、まゆげも薄い、身なりがきたない、笑顔がない、不機嫌そう。
鼻毛がある。歯が汚い、おならをする、食べ方も汚い。不細工な顔。
そんな一瞬も人間ならだれにでもある。
そんなときでも話ができる。接触しようとする人がいればそれは心で繋がっている。
たとえ身なりが汚かろうが、おならが出てしまっても、自分が一番辛いときに助けてくれる。
心の支えになってくれる人といえる。
病気になっても、障がいを追っても、車椅子になっても付き合ってくれる人だろう。
背伸びして身なりをきれいにしてもよいが継続できない自分より
ありのままの自分、リラックスしている自分でもしっかりと付き合える人がいればそれこそが素敵な出会いでもある。
ちなみに、アウシュビッツ収容所でも空き瓶のガラスの破片でひげをそっていた人は、監視から肌の血色がよいのでまだ働ける人だと認識され、
生き延びることが出来たといわれている。
監視に好かれたいならば身なりが必要。
命のため、金のため、自己欲求のためにも身なりは必要なのかもしれない。
しかし監視と一生付き合うことは少ないだろうが。
・あなたは、様々なコミュニケーションの場面で怒りをコントロールするためにも、相手を理解してから言葉を読み取るということを実行してきていますか?
⇒実行しています。
情けは人のためならずということばがある。
よく誤解があるが、
これは情けは人をダメにするという意味ではない。
他人に情けをかけること、他人を助けることは周りまわって、
自分に情けがかけられる、助けてくれるという意味でもある。
相手がミスをして損害があった、目の前で立ちション便をして気分が悪くなった、
SNSで悪口を言ってきた、影口をいわれた、ドタキャンされた
そんなこともあるはず。
そんなときこそ、許すこと、認めること、尊重すること自分がそうやってしまったときに
自分に跳ね返ってくる。ブーメランともいわれる。
相手を許すことで自分がミスをしたとき、
粗相をしたとき、SNSで不平不満をいったとき、影口になってしまったとき、間接的にドタキャンしたときでも
許してくれるという無意識が芽生えている。
自分が考えることも相手も考えると言われている。
自分ならこう思うということを相手に期待する。
自分がよくあれば他人もよくあるように思える。
思考は現実化する。類は友を呼ぶということ。
相手を認めることで自分も認めてくれる。
尊重することで尊重される。
マンウォッチング〈上〉 (小学館ライブラリー)