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冬コミ(C105)参加の備忘録

コミックマーケット105に参加してきました。
今回は、初めてコミケでコスプレもしましたので、備忘録としてここに記録しておきます。

当日のタイムスケジュール

・8時現地到着。店番等を手伝ってくれる方と合流。
・サークルチケットで入場し、参加証(リストバンド)を装着して東2ホールへ移動。
・自分のサークル配置に到着。
・印刷所さんが搬入してくれた新刊を確認。
・佐川さんのブースへ荷物を受取に行く。
・貸椅子追加(500円)
・スペースに置かれてある見本誌提出封筒に必要事項を記入し、見本誌を入れて提出。
・コスプレ登録のために更衣室の行列に並ぶ。
 ※コスプレ登録:更衣室の入口で500円払って登録証を受け取る。
・コスプレ登録をしたら更衣室に順番に入り、変身完了したらサークルスペースに戻る。
・スペース設営をする。
・10時半開場 ぱちぱちぱち~!
・16時終了 ぱちぱちぱち~!
・サークルスペースを片付けて、ゆうパックに並んで在庫を自宅へ送る
・撤収!

コスプレ登録について

今回、有難いことに、お手伝いを買って出てくれた方(相互フォロワー且つ公法広報本部員第3課員)が、戦前判事法服(実物)をコスプレ用にお貸しくださるということで、初コミケコスプレをしました。

戦前法服は羽織るだけのものなので、更衣室は必要ないのですが、
コスプレ登録は必要。

コミケットアピールより抜粋

コスプレ登録を行うことで「更衣室の利用やコスプレが行える」とあります。
つまり、更衣室の利用が必要ない羽織ものであっても、コスプレに該当するのであれば、コスプレ登録は必要です。

そこで非オタの友人からのツッコミが入りました。
「私服って言い張ればいいんじゃないの?」

たしかに昨今は「多様性」が謳われ、一風変わった服装でもファッションだと言い張れそうな雰囲気があるかもしれません。
そもそもコスプレとは何ぞや?
コミケットアピールでは、コスプレの定義に触れていません。
参加者の良識、常識、または公知に委ねられているようです。
それでは早速ググってみましょう。

なんということでしょう。この定義では「これはコスプレではないから」と言い張って、制服系コスがオールフリーになってしまいます。

尚、現行制服を関係者以外が着用して出歩く行為は、ものによっては軽犯罪法第1条15号違反になり得ますので、コミケ等で見かける制服コスプレは基本的に「旧式」で、稀に「要所を覆い隠した現行品」があったりします。
(この説明は若干不正確です。詳細は専門家にお尋ねください。)

我らがWikipediaはどうでしょうか。

”コスプレとは漫画やアニメ、ゲームなどの登場人物やキャラクターに扮する行為を指す。それらのジャンルの愛好者や同人サークルが集まるコミックマーケット、同人誌即売会を始めとする各種イベント、また、ビジュアル系バンドのライブ会場等で見かけられる。(中略)
コスプレはその歴史的な背景から、仮装と同一視されることがあるが、コスプレはハロウィンの仮装で一般的に使用される魔女やゾンビメイク等とは異なり、何らかの作品をモチーフにしたテーマが決まっている。”

Wikiの定義では、「何らかの作品をモチーフ」というのが追加されましたが、これでは作品をモチーフにしない「昔の制服(本物)」を着る場合が含まれないことになります。

いいのか……本当に……?
もう少し調べてみましょう。

”コスチューム・プレイの略。狭義には、マンガやアニメ、ゲームなどのキャラクターと同一の服装、メイク、髪型にすること。日常的なファッションとは異なり、主にコミケ(コミックマーケット)やコスプレイヤーが企画したイヴェントなど限定された空間においてなされる。広義には前述のキャラクターのみならず、ヴィジュアル系やロリータ・ファッション、特定の職業の制服を着ることも含まれる。”

キターーーーーー!!!!
これだよこれ、なんか定義が狭いなって思ってた!
そうそう、広義!
まぁ、ロリータファッションは、コミケにおけるコスプレ登録は不要と思われますが(名称にファッションとついておりますし、家から着てきても、その人の私服であると考える方が今となっては多数となったでしょう)、やはり「特定の職業の制服」はコミケにおいては「コスプレ登録」を要する「コスプレ」と考えるのが妥当でしょう。
というわけで、私は更衣室の列に並びました。

コスプレ更衣室の行列について

8時40分 コスプレ登録のためのコスプレ更衣室の行列に並ぶ。
長い。想定外に長い。
行列と待ち時間が長い。
並び始めて気づきました。
女性の着替えは、男性よりも時間がかかりがち。
(パーツが多いというかなんというか)
コスプレは、特殊なメイクや装備を要するものもあるので、更に時間がかかることもあるでしょう。

列整備のスタッフさんが「昨日5倍並んでる」と話していて、えっこれ開場時刻までにサークルスペース戻って設営間に合う?と一瞬不安になりましたが、既にコミケ参加経験二桁(多分)。
なるようになる、と考えて焦らずひたすら並び、

9時30分 コスプレ登録(500円)

更に並び続け、順番に更衣室へと入っ……おぉお

だだっ広い空間に会議用の長テーブルと椅子が並んでいる。
着替える場所として1人につき直径1.5Mくらいの空間がもらえるのかと思っていましたが、席!!!
皆さん、席について真剣にメイクやヘアメイクをしている……なるほど。

更に並び続けて、空いた席に順番に誘導され、私は羽織ものだけなので、エコバックから法服を取り出し、ダウンコートを脱いでそれをエコバックに詰めて、法服を羽織って、さらりと席を離れようとしたら

「あれっ?!お姉さん???!」

さきほど私を空席に誘導してくれた素敵なコスのスタッフさんが心配して声掛けしてくれました。
まぁ、そうですよね、離席早すぎる上に「黒いダウンコートを黒い法服にチェンジしただけ」なので、一見して「何も変わってねぇ」
更衣室に入ったばかりなのに即離席しようとする人見たらそりゃびっくりされますわ。
「あっ!大丈夫です!着替え終わりました!」と無い胸を張って見せびらかしましたが、まぁそうですよねわかりにくい。

戦前法服(高裁判事)実物


数秒じっと見てから「これ、着替えて……る……?えっこれで終わり?」みたいな顔になったお姉さんに謝意を伝え、スッタスタと更衣室を出ました。

コスプレをした感想

やはり着る物に人はなんとなく影響を受ける気がします。
更衣室からサークルスペースに戻る際も、他のサークル参加者さんへの挨拶周り、自分のお買い物でも悠然と歩きました(笑)
法服の所有者は私よりも身長が5cm以上は高かったのでしょう、
私が着ると膝下15cm強となって、ゆったりファッサぁ~感がすごい。
布が多いほど、長いほど、ボス感出るから、とてもよい。

そして……
戦前法廷って判事と検事が並んでいたんですよね。
現在では判事のみが中央奥、手前の左右に検事、弁護士の配置ですが。
(最近の民事ではラウンドテーブルなど色々あります)

だから検事の戦前法服と並べたいなぁ…と。
判事と検事を並べたいなぁああああああああ!!!!!と。
つよく思った次第です。
実物は今まで見たことあれど、ガラス越しだったので、着ながら執拗に刺繍や縫製をじっくり眺め、レプリカを作るにはどうすればよいかレポート用紙に書き込んだりしました。
2025年のやることリスト「戦前法服(検事)を作る」が加わりました。

そして、法服が意外と暖かい。シルクだから?
冬コミは席配置※にもよりますが、ダウンコート着てると若干暑いんですよ。(※シャッター近くだと結構寒い)
ダウンコートを脱いで法服を羽織るの意外とちょうどいい。

夏は最高裁判例集Tシャツ着て、冬は戦前法服でいいのでは?感。
列に並ぶのは若干面倒ではありますが……コスプレ登録が事前にできるようになるととても嬉しいなぁ~。

思いつくままの書きっぱなし備忘録となりましたが、以上です。
冬コミが終わったら夏コミが始まりますので、状況開始です!!!!
ご清読ありがとうございました!

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