何を意識して振り返るのか
こんにちは。
アクティング ブランディングナビゲーター 杉山です。
さて、明日、11/23(木)は何の日かご存知でしょうか?
明日は、年内最後の祝日「勤労感謝の日」です。
勤労感謝の日は、「勤労を尊び、生産を祝い、国民互いに感謝しあう日」として制定された祝日。仕事を大切にし、そこから生まれる成果を喜び、互いに感謝しあおうということですね。
この機会に、日々の感謝をメンバー同士で伝え合ってみてはいかがでしょうか。
そして、明日、11/23(木)はもう一つ忘れてはいけないことが!!
阪神タイガースとオリックス・バファローズのパレードが神戸と大阪で行われる日です!
…楽しみです。
◎ 目標は立てて終わりでは意味がない
さて、今日は只今、アクティングで行われている「コミュニケーション研修」についてお届けしたいと思います。
今年の8月にも開催した、コミュニケーション研修。
8月に開催されたのは、日本コミュニケーション能力認定協会が資格認定している「コミュニケーション能力2級認定講座」の振返りでした。
今回は、その振返りの振返り+新しいことを学ぶ場として開催。
8月の研修で「今より信頼関係を10%上げるには?」をテーマにそれぞれがどんな取り組みをしていくか、目標を設定し実践してきたことについて、振り返りを行います。
↓ 8月の様子はこちら ↓
目標が達成できたと感じるメンバーもいれば、もっとこうすれば良かった…と感じているメンバーも。
目標を立てたからには達成することも大切なのですが、目標に向けた自身の行動を客観的に振り返ることはもっと大切なことです。
これは達成できた人も、そうでない人も。
達成できた人は、達成するまでにどんなことを意識してきたのか、どんな行動をしてきたのか。その行動や意識の変化で、どんな事が変わったのかなどを振り返ることで、自信の成長を感じることもできますし、今回の行動や意識の変化を「なんとなく」ではなく、しっかりと「認識できる」ことで次にも活かせます。
達成できなかった人は、振り返る中で「達成できなかった」ということだけを意識するのではなく、「どうしたら達成できただろう?」と言った振り返りや、小さなことでもいいので「ここはできていたな」ということを振り返ることで次につなげることが出来るのではないでしょうか。
研修はその場で学んで終わり。
目標は立てて終わり。
これでは全く意味がありません。
恐らく講師は「何故この研修を行うのか」「学んだことを活かすことでどんな変化が期待できるのか」を、研修の中ではもちろん、事前にお伝えしているかと思います。
参加者も「何故この研修に参加するのか」「学んだことを活かしたら自分がどう変化するのか」そして「どんなことに活かせるのか」を考えながら参加すると、得られるものがより多くなる可能性があります。
伝える側も。
聴く側も。
それぞれが、主体性をもって、その場、その時間を共有することで何かしらのプラスの変化が生まれるのではないでしょうか。
さて、今回は一体どんな「変化」が生まれたのでしょうか。研修後に、各自で振り返ってみると、新しい発見があるかもしれませんね。
◎ 編集後記
上記で「出来なかったとき」の話を書きましたが、人は出来なかったことがあると、ついついそこばかり見てしまい「もうダメだ」「私なんて…」と自虐的になってしまうことがあります。そして挑戦をやめてしまう…ということもありますよね。
さて、突然ですが、千葉ロッテマリーンズに今年から監督として就任された吉井理人さんはご存知でしょうか?
また野球の話か…と思われる方もいるかもしれませんが、ここでお伝えしたいのは「野球の話」ではありません。(そして私が吉井さんのファンだということをお伝えしたいわけでもありません)
千葉ロッテマリーンズは今年リーグ2位。もちろん「優勝」という目標を掲げて戦ってきたので、残念ながら目標達成とはなりませんでした。
オリックス・バファローズとの最終戦が終わった後、宿舎にもどりシーズン最後のミーティングが行われたそうです。
ここで吉井監督が、選手に伝えた言葉がいいなと感じたのと、目標を達成できなかった時にこの考え方を出来るといいなと思ったので、ここで共有させていただきます。
「なぜ出来なかったのか」を振り返ることも勿論、大切だと思いますが「出来ていたこと」を振り返り、次のステップにつなげることも同じようにとても大切なことなのではないかと感じたお話でした。
吉井監督の「最高のコーチは教えない」という著書もおすすめです。部下の育成や子育て、マネジメント等、様々な場面で活かせる考え方が多く、非常に学びの多い1冊だと思います。ご興味あればぜひご一読ください。
※回し者ではありません。ただのファンです。(ちなみに熱狂的な阪神ファンです)