Aリーグまったり小話(仮):2024/25シーズン第1節
前々からもっとAリーグの物語を語りたいな、と思っていながらどうやって形にすればいいか分からなかったのですが2024/25シーズンの開幕は(変なアングルから)そっと背中を押してくれるような、誰かに話したくなる出来事が大小あったのでまだ手探りながら&続けられるかわからないながらなるべく完結にまとめようと試みてみます。
今節のあらすじ
今節のゴール
第1節から「すげえな」と思わず声に出るゴールがありましたが私はこの最後の ウェスタン・ユナイテッドのThurgateのゴールが好きです。「空振るのかよ!」ってツッコミ入れたくなる。でもあくまで「好きな」ゴールなのでベストゴールとは別。特別賞です特別賞。
今節印象に残った出来事
もちろん満員御礼シドニーダービーでドウグラス・コスタとフアン・マタの対決も満員御礼オークランドの初試合も私を含め多くのファンの記憶に残るだろうとは思いますが私が選びたい出来事はその2つの試合の間のニューカッスル・ジェッツvsメルボルン・シティで起きたハプニングに。
そもそもこのハプニングの発端はニューカッスル・ジェッツが今年もリーグ一若いスカッドのキャプテンにクラブ史上一番若いKosta Grozos(24歳)を任命したところにあって。
これまで特別リーダーシップが評価されているわけではない選手でどうなるんだろうと思ってたのですがこの開幕節でもちょこちょこボールをロストしたり(シティ相手とはいえ)ちょっとリーダーとしての重圧を感じているともとれる様子がみられた印象。
そんな中でGrozos君は65分に一目見ても「これはちょっと危ないぞ」というようなタックルで相手の足をとらえます。現行(今期から)のルールに照らし合わせてもきわどい、でもカメラのアングルからはっきりレッドとは言いがたく難を逃れることに。キャプテン初戦で退場は大変だなあと思ったので(アウトに限りなく近いにしても)見ててほっとした・・・のですが。
この時タックルを受けた選手がシティのJimmy Jeggoだったのですが彼としてはタックルの性質も判定にも納得いかなかったようで、数分後別のジェッツの選手と交錯した際にその背中を踏んで一発退場に。
Jeggoは海外経験も代表経験もあるしこのシティの中盤に大事な選手なのはよく知ってるので馬鹿なことをしたなあ、と思ったのですが同時にこの一連の出来事が最近若くなっているAリーグのチームの中でのベテラン・リーダーの振るまいや役割の重要さ、そしてこの退場に至った玉突き的な経緯を振り返って色々このリーグの人間くささを改めて噛みしめました。
今週笑わせてもらった色々
ウェリントンのサポーターのみなさんが前期のセミファイナルで忘れた「to」を開幕節に無事回収したそうです。
リーグ開幕戦の前半からいきなりこれで世のAリーグファンの皆さんが「Aリーグが帰ってきた!」と喜んだ瞬間。ちなみにですがその人このリーグで一番スライディングタックルしちゃいけない人。
スコーピオンキックでのゴールが複数あることをさらっと普通のことのように言及するリーグです。
今週の動画コンテンツ
オークランドの史上初の試合の前口上(Jason Pine氏)はこのチームとリーグの歴史に永遠保存版。
絵が描けたなら絵に描きたいなと思った件
【Luke BrattanとBruno Fornaroliの34歳でSocceroosデビューコンビ】
諦めなければ夢は何歳になっても叶うそうなのでAリーグにいる皆さんは諦めず追い続けて欲しいです。遅咲きデビュー候補他にもいる。あと自分が絵を描いたら割とおっさんばっかり描いてるんじゃないかと思うこともあってこのチョイス。
来節のAリーグ
土曜日メルボルンダービーですよ!私にとっては今期初の現地観戦。(ただしシティがホームのアウェーゲーム)
シドニー方面諸々盛り上がったので観客数的に大きく負けたくないというのがまずあり。勝負はまあダービーなんでもちろん負けたくはないけど第2節時点の状況だと両者あんまりぱっとしない部分も少なからずあるので結果はなるようにしかないかなー。でも多分負けたら怒るヴィクトリーファンです。