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【アイヤーって何回か言った】まったり振り返りAリーグ:2024/25シーズン男子第17節等/女子第14節

スタジアムも暑いけど家でテレビで試合見てても暑い日々。夏だから当たり前だし毎年こんな感じだけどやっぱりAリーグは暑い中でのサバイバル。プレーしてる方もそうですが見てる方も色々抜け落ちてきます(というか後から見て寝落ちる場合も)。海外から配信見るときは天候の言及にも注目してみて欲しいです。

今節のあらすじ

まずは報告。Ctrl:cyber pitch封鎖できませんでした。シティ女子はまだ無敗です。というかやっぱりグラウンドの名前が変。前半は前半として「pitch」って何だ。グラウンドとかにしなさいよ。

男子の試合はカオスでは全然ないものの試合をフルで見たら結果と結びつきにくい試合がちょこちょこありました。それがハイライトでどれくらい伝わるかわかりませんが特にアデレードはああなるとは予想できなかった。

今節のゴール

今節のテーマはセットプレー。GaruccioやDokaのフリーキック、コーナーでアシストのゴールなど色々ありますがちょっとびっくりしたのがワンダラーズ女子Sienna Saveskaのオリンピコ。
もちろん女子のリーグはオリンピコたまに発生しますけど彼女は今期2回目。しかも同じ相手に。

(参考:1回目のオリンピコ)

試合自体の結果は前回と真逆でしたが今後も少なくとも一矢は報いることができるかな・・・?

今節笑わせてもらった色々

シドニー男子の試合でユース出身のセンターバックKyle Shawがトップチームデビューということで以前プレーしていたNWS Spiritというチームのジュニアたちが試合を見に来た、という話そのものは特に驚くようなことではないのですが・・・

多いな!数年プレーした選手のプロデビューにこんなに集まるのはすごい。

ニューカッスルの試合、特に夜の試合を見るときはこの人にも注目したい。

リプライでも言及があるのですがライトセーバー持ち込んだり回したりとか他のスタジアムではセキュリティの厳しさでできないと思うんですよね。間違いなく希少種です。絶滅しないで欲しい。

土曜日の17:00キックオフ試合と19:35キックオフ試合の地上波放送の間に流れるFootball Tonightの番組ですが今週はEd Kavaleeが2回目のゲスト出演+他のコンテンツにも出演で冒険したくなったのかケヴィン・マスカットの現役時代のタックルの話やラツィオの鷹匠の話など地上波放送で出すのにどうなの!?という話題をばんばん出してて笑っちゃいけないところも含め笑いました。「もっとやれ」って割と軽率に言う私でもちょっとためらった上で「もっとやれ」。

F3ダービー、ガードレールがトロフィーにとなると奇抜なアイディアに思えますが実際上げてみるとこんな感じ。

立派なトロフィーです。ちなみに男子のコンクリートは次回に持ち越し。

絵が描けたなら絵に描きたいなと思った件

チーム単位で対決が面白い試合、マッチアップが面白い選手など色々ありますがAリーグにおいてピッチサイドに並んでいると面白い監督の組み合わせといえばシドニーのUfuk Talay監督とアデレードのCarl Veart監督じゃないかと思います。特に今期はサイドラインで(主に自分のチームに向かって)怒るボルテージが高く、Uffyは「steaming」、Veart監督は「fuming」という形容詞がよく合う様子。この2チームが対戦するのは自分にとっては完全に他人事なので試合しながら両側のテクニカルエリアが噴火している様子を専用カメラでずっと見てみたいですし(その間で困っている第4の審判も含め)大袈裟な感じで絵にしてみたいです。

いわゆるShout outってやつになりますが

Aリーグでチームが遠征する距離についてはたびたび私も話に出しますがもちろん遠征の大変さはサポーターも同様。この動画にもあるようにAリーグで州境をまたぐ遠征全てがイングランドの(Football Leagueの範囲での)最長の遠征距離(≒東京~岡山間)より距離的に長いそうです。

↑にあるように距離だけでなく時間・コストの面でもかなり負担がある中それでもアウェー遠征するファンというのは結構いますし、先週末のパースvsヴィクトリーでもアウェーセクションにはかなりの人数がいました。改めてアウェー遠征するサポーターの皆さんには「Mad respect」ですよ。

それからこんなもの買ってしまいました

私はJリーグの初期にJリーグチップスにあるカードを集めて育ったのでこういうものを見るとついつい買いたくなってしまうのです。

Redmayneとパースサポーターはキラカードです

本当に偶然インスタグラムで流れてきたのですがAリーグの試合などで写真を撮っている方(@snapshootscore)がこういう非公式のカードを作っているそうです。第2弾についてもラフにアンケートで意向を伺っていたのでちょっと楽しみ。キラカードのキラも進化するかも。こういう非公式グッズは買って応援ももちろんですが大事に持っておいていずれAリーグかラリアのサッカーのミュージアムができたら寄付したい。

次節のAリーグ

来週末はハムストリングスの戦い、もといシドニーダービーです。
ドウグラス・コスタは出場できるぽい(でもスタメンはなさそう)、フアン・マタは怪我したのが前回だったのでよっぽどのことがないと無理かなあ。ワンダラーズは他の試合に比較してダービー2回の負け方がよくないのでここで頑張らなきゃ。

そしてメルボルン・シティ女子の無敗を止める事に関してはうちが出来ないならウェスタン・ユナイテッド(Aリーグ参入以来未だシティに対して無敗)に任せることに。

そして今週木曜日にはセミプロリーグ(州単位、2部相当)が始まるのでおまけ的にちょっと下の方に追記を。




オーストラリアのサッカーリーグではAリーグが唯一のプロフェッショナルリーグでその下はすぐ州単位のセミプロリーグになります。(一応その間をなんとかするための措置は始まってはいますが・・・)
セミプロといっても2部相当でなかなか力がありますし(オーストラリアカップでの諸々成績参照)、さらにAリーグができる前のNSLに所属していた旧きビッグクラブなんかもこの層にいて歴史も現在も色々面白く、さらに全試合Youtubeで配信をしていること、自宅の近くに見に行けるグラウンドもあるので私もこちらまで割と熱を持って見守っています。
州単位のリーグなのでがっつり追えるのはあくまでもVIC州のNational Premier League(NPL)だけですが(一応他の州もちらとは見てますしVIC州のさらに下のリーグもちらと見ています)、今期の注目ポイントは以下のようなものがあります。なにか興味を持つ要素があれば是非公式Youtubeでのぞいてみてください。

  • メルボルン・ヴィクトリーのユースチームが何年もの時を経て昇格・NPL再挑戦(ただしユースチームはシーズン後半に経験値の少ないメンバーに代わるため前半がどうであれ失速は免れなさそう)

  • もう一つの昇格クラブはいきなりタイトル候補

  • 前回のオーストラリアカップでジャイキリだったり深くまで勝ち上がったりしているクラブを輩出しているオーストラリアのセミプロ界でトップレベルのリーグ

  • なんか9段下くらいのリーグから補強したチームがあると聞いている

  • 前期のPremier・Championが選手に関して概ね現状維持しているのに周りのチームがばんばん大型補強している

  • ファイナルはトップ6で概ねよく知った顔ぶれになりそうだけどその下から降格3チームまでがかなり白熱しそう、という予想が出ている

  • 去年はゴールキーパーが得点した

  • 突然の直メールでNPL参戦した元ウェールズ代表が今期も躍動しそう

  • 旧き巨人達の直接対決にかなり注目

  • でもトップ6争いに絡みそうなちょっと意外なビッグクラブでもないチームも注目

  • 降格枠が3に増えたことで降格争いも激化

  • 非公式ポッドキャスト(私のお気に入りポッドキャストの一つ)をやってる面々始め実況解説が楽しい

ここでNPL VICの話をするかは決めてないのですが何か(=ゴールキーパーが点とったとか)あったら項目を立てる(そしてゴール動画を貼るとか)かも。とはいえ無理はせずまたAリーグをメインにまったりやっていきます。