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【嵐の始まりの始まり】まったり振り返りAリーグ:2024/25シーズン男子第15節等/女子第12節等(~1/21)

引き続きイレギュラーな試合スケジュールが続いていますし試合時間のかぶりもありますがなんとかほぼ(あくまでもほぼ)全部の試合を観ています。
今週は爆笑することはそんなになくても色々面白かったり悔しかったり腹が立ったり楽しかったりと引き続き感情ごった煮のAリーグでした。まずはハイライトから。

今節のあらすじ

何度も言いますけどほんと勝敗とかスコアに軽々しくお金とか賭けないほうがいいよ、という感じの男子リーグでした。

男子と違ってなかなか順位表が凝縮しない女子リーグ、でも個々の試合はかなりスコアも近いし展開もどっちにも転べる感が続いています。

男子も女子も様々な理由で正ゴールキーパーが変わってる(複数回のところも)ところがあるのが今期の大きな特徴ですね。良いゴールキーパー、だけでなくチームとその環境に合うゴールキーパーとは、と問い続けるシーズン。

男子シドニーvsブリスベンから得るAリーグという世界に関する教訓

今期のAリーグでピッチ上の出来に限らず問題児的なチームだったブリスベン男子が久しぶりに、しかもシドニー相手にアウェーでシドニー相手に勝利をあげたことには誰もが驚いたことと思います。

ブリスベンもヒヤッとはしたと思うけど

正直負けた方も阿呆なら勝った方も阿呆みたいなところがあると個人的には思いますが
でもこの試合がAリーグというリーグ環境、その独特な世界をよーく表していると思います。

・どんなチームでも多少調子が悪いとかなら他のどのチームにでもころっと負ける
・どんなに勝てないチームでどんなにピッチ上・ピッチ外でちゃんとなってなくてもいずれどこかで勝ちは掴める
・なので対戦相手としては大事なタイミングでその突然の勝利の犠牲になっちゃたまったもんじゃないので勝てていない期間が長くなればなるほど黒ひげ危機一髪的なスリルがある
・チームに弱点があればそれなりにちゃんと突かれる
・そりゃ夏は暑いし移動も含めイレギュラーな試合スケジュールだとちょこちょこひずみは生じる
・やっぱりベテラン選手の働きがものを言う場面は多い
・シーズン中盤になってもそこら中に伏兵だらけ

トップ6争いが激化している中こういう試合で足をすくわれないように各々気をつけたい時期です。
(6試合勝ち無しのチームのサポーターが言うことではないですが!)

今節のゴール

公式の今節のベストゴールには選ぶべきものたくさんあったので私はこちら。ただのペナルティキックではありません。

Aリーグ史上5人目(男子4人、女子1人)のリーグ得点100点を達成したKosta Barbarousesの100号ゴールです。NZ人選手としては初の偉業。まだまだ試合数が少ないリーグですし得点力がリーグトップクラスにあったら海外に行くケースも少なくないので100ゴールでも到達するには難しい(女子は余計にそう)。
ただ100ゴールクラスの選手はみんな30代になっても活躍し続け、というか30代になってもまたトップクラスに調子を上げてる選手たちばかりなのである程度健やかに長く活躍するのが大事ですしなるべく多くの選手がその二度咲き三度咲きを楽しむことができることを願いたいです。

今節笑わせてもらった色々

現地観戦があると同時にやってる試合だけでなく前後の試合までアプリで追うしかないのでSofascoreなりFotmobなり色々チェックするのですがこのシュートにはちょっと笑いました。

入ってたらもっと面白かったし映像もあったのに

バイシクルと並んで最近流行ってる超長距離シュート。ゴールキーパーが前に出てくることが多いのもあってそれをめざとく見つけるととりあえずシュートしてみる、というケースが増えました。主に外国人選手(↑もそう)ですがそれに限らず、もちろんそれで本当に得点しちゃうことは少ないですが(今期すでに1つ)枠内にかなり近かったりゴールキーパーがセーブ必要なこともちょくちょくあって、キーパーをヒヤッとさせるだけでなく+αくらいにはやる理由がありそうです。もしかしたら今期中にまた一つ入るかもね。

先週に引き続き今週もAlyssa Whinhamに笑顔にしてもらいました。

ウェリントン女子もここ数年で出来たチームで50試合到達は彼女が2人目(1人目はMackenzie Barry)。節目の試合を祝いにピッチ上にやってきたお父さんのユニフォームにたくさんの選手のサインが書いてあることも含め微笑ましい光景でした。今のAlyssaの調子だと海外移籍も遠くなさそうですがそれまでにまたあの純粋な得点する喜びを何回か見たいです。

これは私が現地観戦した試合なのですが、

以前も書いた通りオーストラリアの夏はとにかくハエがたくさん飛んでるのですが周りに自然がふんだんにあるBundooraの辺りも例外ではありません。とはいえピッチの反対にいた私のあたりはそこまでではなかったので多分ベンチ周りの水や汗などの水分に引き寄せられていたのかも?
パース女子のStephen Peters監督が観客から借りてたAeroguardはオーストラリアでは定番の虫除けでスプレー以外の形態もあり、アウトドア活動では必須アイテムなので覚えておくといいですよ。

絵が描けたなら絵に描きたいなと思った件

メルボルン・ヴィクトリー男子のアウェー遠征スタイルはバックパックのスタイルもあってどうしてもなんか学生っぽい外見になってしまうのですがMitch Langerakが晴れてヴィクトリーに登録となってその若々しいルックスでこのおそろいの格好をしている(そしてやっぱり学生っぽくなる)のを見れて大変嬉しかったしこの修学旅行感がある集まりを絵にしたかったです。

次節のAリーグ

こないだ言ってたのが聞こえてた・・・わけではなく平日にも試合があるため月曜の朝に次節の予定がでてました。

the Big Blueに際してシドニー女子相手に内心びびり散らかしていない、という異常事態。でもシドニーはシドニー、強い相手にそこそこ結果を出しているので油断はできない。
あとセントラルコーストvsウェリントンはトップ6の境目周りにいる2チームなので点はたくさん入らないかもですが色々見極めどころ。

もちろんヴィクトリーにとって男子のBig Blueは普段の何倍以上に大事な試合ですがその前に明日のアデレードvsオークランドの上位対決がまず最初の注目試合。あとニューカッスルvsパースに今度こそ2-2を期待したい(まだ言ってる)。