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はじめに


大好きなあなたへ

ハロー、ハロー、聞こえますか?


自分の内側にある海に、ドボン、と重たい石が沈んでゆくような、そんな気持ちがする。もう何年もずっと、この拳ほどの大きさの石は私の海に留まったままだ。

ほんの些細なことで傷ついてしまう。

自分は勿論、他の人の『テキトー』が許せない。

誰にも嫌われたくない。

そのくせ、『好きだよ』が信じられない。好きってなんなんだ。

一体、なんなんだ。



世界から、切り離されていく。そんな感覚がする。




けれども、それでも私を好きと言ってくれた人とずっと一緒にいられるように。

わたしはわたしを抱きしめるために、ここに、徒然書いてゆこうと思う。



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