KIFU BAR × actcoin /2022寄付月間イベントレポート
1.寄付月間イベントをKIFU BARコラボで開催!
2.未来世代は「 平和・ジェンダー・気候変動 」に注目
3.actcoinアンバサダーが寄付の未来を考える
4.参加者の声
1.寄付月間イベントをKIFU BARコラボで開催!
コロナ禍で画面越しのオンライン飲みがあたりまえになった今、やっぱりリアルで人と会いグラスを片手に会話をする楽しさは格別です!そんな「楽しい」が社会貢献につながる「飲めば飲むほど寄付になる」KIFU BARとactcoinのコラボによる寄付月間イベントが都内で開催されました!クリスマス翌日の12月26日の夜、20名ちょっとかと予想していた参加者は34名となりました。2時間で122杯を飲み干し集まった46,000円の寄付は、当日ピッチをした5団体に届けることが出来ました。
2.未来世代が欲しい未来。No1は「戦争のない平和な未来」
寄付月間のテーマ「欲しい未来へ寄付を贈ろう」に対してどんなふうに寄付を届けることができるだろう?と考えました。actcoinは30代以下のユーザーが半数以上を占めるプラットフォームです。そこで「未来世代とつくる寄付アクション」をキーワードに未来を生きる25歳以下の若い世代に「どんな未来が欲しいか」アンケートに答えてもらい、選ばれた「欲しい未来」に向けて活動する団体に寄付を届けることにしました。
アンケートには8歳〜25歳の54名の未来世代が回答してくれました。もっとも多く選ばれたのは「戦争のない平和な未来」続いて「ジェンダー差別のない未来」3番目は後半に追い上げた「気候危機を解決した未来」でした。4番目に多かった「女性差別のない未来」とは、わずか2ポイントの差でした。ロシアによるウクライナ侵攻の影響を強く感じる結果となりましたが、2番目にジェンダー差別が選ばれたのはSNSや学校で特別授業が実施されているなど、教育が進んできたことも要因と考えられます。上位2つに比べまだ情報を得る機会の少ない気候変動への関心は3位となりました。
またアンケートでは、80%近くの回答者が自分で寄付した経験があるというポジティブな結果になったことも興味深く感じました。「自分にもできることはあると思うか?」という質問には半数以上がすでにやっていると回答する中、何をしたらいいか思いつかない。という回答も約17%となり、改めてソーシャルアクションが若い世代にとって身近になるよう、情報や場をつなぐことができるプラットフォームにしていきたいと思いました。
アンケートの結果をもとに寄付先としてピッチに参加した団体は以下の3団体です。その他にも2団体が参加し計5団体の活動紹介ピッチが行われました。
・サポートウクライナ・ジャパン 「戦争のない平和な未来」
(https://www.supportukraine.jp)
・ReBit 「ジェンダー差別のない未来」
(https://rebitlgbt.org)
・Media is Hope 「気候危機を解決した未来」
(https://media-is-hope.org)
・e-Education
(https://eedu.jp/index.html)
・リディラバ/子供の体験格差解消プロジェクト
(https://experience-gap.studio.site/campaign
3.actcoinアンバサダーが寄付の未来を考える
イベント後半は2022年夏にスタートしたactcoinアンバサダーから、山田 泰久さん(公益財団法人日本非営利組織評価センター業務執行理事)、高島太士さん(ドキュメンタリスト)、植月友美さん(Enter the E(株) CEO兼デザイナー)の3人をゲストにお招きし、「寄付の未来はどうなる?」というテーマでトークバトル!?のようなトークセッション。個性的かつ本気でより良い社会を考えるactcoinアンバサダーのみなさま!お酒のエンジンも程よく加わり、熱い想いが伝わってくるトークセッションになりました。「寄付が義務になるようなシステムが欲しい!」「寄付との出会い方アプローチの仕方が大事」「でも今までの寄付の形を疑うのも大事」「寄付をぶっ壊そう!」「社会が良くなった時に寄付がなくなる。それでいい!」
それぞれの立場からそれぞれの視点で語られた「寄付の未来」。話はヒートアップし、とうていイベント内では収まりきりませんでした (^-^;
これを機にactcoinアンバサダーによる寄付を語るセッション第2弾もぜひ企画したいと思います!
4.参加者の声
■ののさん/マーケティング・企画
自分で寄付先を選択できる体験が良かったです!自動的にどこかに寄付されるんじゃなくて、そこに自分の意思を入れられるのがいいなあと。そこで対話も生まれるし。
あとはヴィーガンごはんがとっても素敵でした😆
あのお店の方にも登壇してもらいたいくらいに。「植物性しか使わない」という制約の中で本当にクリエイティブなお食事だと思いました!
■村瀬悠さん / 大学生
今回のKifu barには、知人に誘っていただいて初めて参加しました。社会貢献のイベントというとどうしても堅苦しくなりがちな面もありますが、「お酒を飲めば飲むだけ寄付になる」というこのイベントは、気軽に参加できて良いと思いました。様々なNPOの活動について知ったり、大学生としては大人の方々とキャリアについて相談したりできて、とても有意義な時間を過ごせました。次回は友達も誘って参加しようと思います!
■谷田脩一郎さん / KIFU BAR発起人
2017年から開催しているKIFUBAR。世の中的にオフラインで人が集まるイベントを開催しづらく、丸2年間くらい休止しておりましたが、2022年7月に再開しました。まずは自分と自分の周りの仲間たちと小さく開催しながら「ああ、KIFUBARってこんな感じだったなー」とか「今だったら、こういう風に変えたらいいなー」「一度来た人たちがまた来てくれるといいなー」「美味しいワインも飲めるといいよね!」とか試行錯誤しながら、KIFUBARというコンセプトをじっくりコトコト煮込んでおりました。そんなおりにすごく今の時代をアグレッシブに切り開いているactcoinさんにお声掛けいただき、今回コラボ開催と至りました。コラボならでは、ソーシャルなゲストをお呼びしてクロストークしたり、オーガニックな食事を提供したり、ソーシャルアクターの方向けに参加費を割引したり、、色々と独自の取り組みをやらせてもらって、いつもの何倍も盛り上がったな!と思います。このコラボがなければKIFUBARを知らなかった!参加することがなかった!という人も多くいると思うので、コラボ開催できて本当に良かったなーと思います。これを機に通常の会にも来てくれるととても嬉しいです。乾杯。
あっという間に2時間は過ぎ、名残惜しい中イベントは終了いたしました。話し足りなく2件目に向かう人もチラホラ・・w
こんなオープンでソーシャルグッドな出会いの場から新しいアクションは生まれるのでは?とワクワクしたイベントでした!今回ご参加の方も、参加できなかった方もぜひKIFU BARやactcoinイベントでお会いできるのを楽しみしております!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?