見出し画像

市民性に気付ける、唯一無二なイベントに!?【「暮らしの中にある市民性」無料招待キャンペーンレポート】

皆さんこんにちは。actcoinスタッフの黒木です。

actcoinでは、貯めたコインを使えるエシカル特典キャンペーンの第3弾として『NPO法人PIECES「暮らしの中にある市民性」無料招待キャンペーン』を実施しました。

今回の記事では、キャンペーンに応募された方とともに「暮らしの中にある市民性」に参加した様子をレポートいたします。


イントロ

12:55ごろに、私自身がZoomにアクセスしました。進行をつとめるPIECESのまいさん・なおさんと一緒に、参加者が集まるまで雑談をしていました。

まいさんお写真
なおさんお写真

その後、PIECESメイト(寄付者)としても活躍する「シゲさん」、actcoinを様々に活用する「佐々木さん」が参加して、イベントがスタートしました。

今回は無料招待キャンペーンということもあり、最初にactcoinおよびキャンペーンについて説明をさせていただきました。

「子どもの孤立」とPIECESの活動

イベントの前半では、PIECESさんが向き合う「子どもの孤立」についてのお話、そしてPIECESさんの活動内容をご紹介いただきました。なおこの前半部分は、過去のイベントレポートと同じ内容のため、本記事ではスライドの抜粋でご紹介します。


参加者同士の対話・感想タイム

まいさんからの説明が終わったところで、続いては参加者同士の対話の時間です。最初に「対話のルール」をまいさんが説明されました。(このルール、とても良く出来ているので、家族や職場での対話にも使えそうです)

シゲさんの疑問:支援機関につながらない「子ども」が7割いる理由は?

このルールに沿って、参加者が順番に感想や質問などを話していきます。最初に口火を切ったのは、シゲさん。

シゲさん
前半の説明で「支援機関につながらない子どもが7割いる」という話がありました。いつも聞いているものの、改めてどういう理由があるか、考えてみたくなった。みなさんはどう思われますか?

この質問に対して、まいさん・なおさんが答えます。

なおさん
私たちは子どもに戻ることは出来ないですが、障害を負ったり、自分が支援機関を利用する可能性はあります。その時に、利用したくないポイントがあるとしたら、どんな理由なのか、そこにヒントがあるような気がしました。

お2人の回答を聞いて、シゲさん自身も「支援機関を利用すると、親御さんに知られたくない、などの理由があるのかもしれないですね」とお話しされていました。

佐々木さんの感想:秋田の実家を地域の居場所に!

続いては、佐々木さんが実家と地域の関係についてお話されました。

佐々木さん
私自身は東京に住んでいるのですが、生まれ故郷は秋田で、最近親が実家に住まなくなりました。実家を空き家にしたくないので、東京と秋田を半年単位で行ったり来たりしています。
「地域の居場所になれば、だんだん人がやってくるのでは」と考えて、2年半くらいかけて、だんだん地域の知り合いを増やしてきました。ようやく2シーズンをこえて「持ち寄りご飯をしたい」「子ども食堂を開いてみたい」というお声をいただくようになりました。

居場所がない人が5%いるとのことでしたが、「居場所がありすぎて困っちゃう」という状況を作れるとよいと思います。昔は、近所の駄菓子屋さんなんか子どもたちの居場所でしたが、最近は少なくなっています。実家が地域の居場所になってほしいです。

シゲさん・佐々木さんの素敵な疑問・感想で、どんどん内容が深まっていきました。


市民性みっけワーク

そのあとの時間は、「市民性」という概念をよりとっつきやすくするために、身近な市民性を考えてみる「市民性みっけ」の時間でした。各自、「周囲の人やモノとの関わりで嬉しかったこと、印象に残っていること」というテーマで話していきます。

黒木が見つけた市民性:ラーメン屋さんでもらったペーパータオル

今回は、筆者である黒木が最初にお話しさせてもらいました。

ちょうどイベントの前日、近所のラーメン屋に娘2人と出かけたときのことです。娘がラーメンの汁をこぼしてしまいました。その時に、お昼時の忙しい時間にもかかわらず、店員さんがすぐにペーパータオルを持ってきてくれました。
「忙しそうだな」と思っていたんですけど、優先して持ってきてくれて、温かい気持ちになったんです

写真はイメージです

このお話を聞いていた、まいさん・なおさんからは「子どもがウェルカムなお店なんですか?」と質問をいただきました。
「確かに子どもはラーメン一杯無料というサービスがあるなど、子連れでも入りやすいお店ですね!」と、私自身も改めて気づくことが出来ました。


佐々木さんが見つけた市民性:行きつけのお店で子どもと一緒に宇宙ステーション観測

続いては、佐々木さんが見つけた市民性について。

もともと宇宙に興味があり、国際宇宙ステーションを見るのを楽しんでいました。ただひとりぼっちで見ていても、つまらないと思ったので一緒に見てくれる人を探していたんです。
そして家の近くに、子ども食堂を併設している食堂があり「このお店なら、子どもたちがいたら空に興味を持つ子がいるかもしれない」と思い立ちました。そこで宇宙ステーションが見える5分前くらいに、「宇宙ステーションを見ない」と声を掛けてみたんです。そうすると、子どもたちは塾の時間でいなくなったが、数人の子どもが興味を持ってくれました。お店の人も望遠鏡を持ってきました。数人で「ほらほら見え始めた」と、楽しむことが出来ました。

「とても素敵なお話ですね!」とまいさん・なおさんも感激された様子。「どうやって見れるんですか?」という質問には、「夕方か明け方に、ネットで希望・見れる日と検索すると見れるですよ」とのこと。(みなさんも以下のリンクから確認してみてください🌠)

シゲさんが見つけた市民性:

最後は、シゲさんの市民性に関するお話です。

一年くらい前に近所のバス停での、出来事です。ベトナムに駐在経験があるので、ベトナム語で話している若者に話しかけてみたんです。
その後1~2分ほど会話をしてバスに乗りました。バス内では会話などはしませんでしたが、私が先に降りて、バスが去っていくときに、その若者たちに手を振りました。そうすると向こうも、振りかえしてくれたんです。

嬉しい、さわやかな気持ちになりました。

他にも、別の親子連れの人に話しかけたり、おばあさんが暑い中待っていると話しかけています。話し出すと、意外と応えてくれるんです。

という心温まるエピソードでした。これを聞いた、まいさんは。

バス停を待っている時間は、すごく長く感じて、しかもぼーっと過ごしがちだと思いました。でもそんなときに話しかけてもらうと、楽しい時間に変わるので、とても良いですね!

とコメントされました。

佐々木さんも、シゲさんも、様々な場面で市民性を発揮されている、素敵なエピソードでした!


エンディング

あっという間に、1.5hのイベントが終わりに近づきました。最後は各自が感想を述べて終わりになりました。

ただイベント終了後も、話がはずみます。佐々木さんが所属する、JFRAボランティアチームさんのバースデードネーションについて、まいさん・なおさんも興味津々でした。

今後、団体同士のコラボレーションが生まれるかもしれません!



いいなと思ったら応援しよう!