
真・インターアクションとはどのようなものか~5つの基本行動を紹介
ハラスメントを起こさない相互支援のビジネスコミュニケーションの型、真・インターアクション。
CS調査地域最低で売上も3年間も地域最低で閉店間際だった携帯電話ショップの25歳店長が真・インターアクションで指導したところ2年間で売上倍増、CS調査県域でナンバーワン、1年で早期退職率50%→5%を達成しました。
note講師のしもまゆさんと一緒に協会の理事をしながら広めています。
真・インターアクションは、ビジネスコミュニケーションの型として使いやすいように5つの基本行動と話し合いの5つのステップから形作られています。
今回は、まず5つの基本行動についてお伝えしていきたいと思います。
真・インターアクションの目的は「最適な結論を作り上げる」ことです。
そのために長い年月をかけて人間が体得してきたものを形にしたのが真・インターアクション。うまく行く話し合いをモニタリングし、科学的に導き出しています。
基礎となるものが信頼を築く「5つの基本行動」です。
●人間性を尊重する
●共感的に反応する
●言うべきことを言う
●積極的にきく
●約束し、援助する
例えば、こんな例はどうでしょうか?
管理者:Aさん、今週の数字ひどいね!件数も売上も全然ダメじゃない。まじめにやっているの?困ったもんだよ。
Aさん:すいません。でも先週まではちゃんと数字を上げていますよ。そんなに言わなくても…
管理者:言い訳はいいよ!とにかく、数字を上げるのが君の仕事だよ!
Aさん:…
●人間性の尊重 がない、と受け取られてしまいますね。
では、どうしたらよいでしょうか。5つの基本行動を意識して変えてみましょう。
↓↓
管理者:Aさん、いつも頑張ってくれてありがとう。先週に比べると今週の売上の数字が下がっている状況ですね。
そのことについて話し合いたいと思うんだけど、今時間いいかな?
Aさん:はい、すいません。先週までは上がっていたんですが…
管理者:そうだね。先週は素晴らしかったね。ただ、売上を上げていくことがAさんに期待している役割なので、そこは取り組んでもらう必要があります。とはいえ、事情や理由もあると思うので、詳しく聞かせてもらえるかな?どんな対策を行っていくか、できることはないか、一緒に考えていこう。
人間性を尊重しながら、言うべきことは伝える、よく話を聴く、大切なことですね。
真・インターアクションの次のステップについては、次回以降お伝えしていきたいと思います。