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なぜこの仕事をするようになったか~婚活と最初の関門
婚活も始めていました
英会話スクール営業マネージャー→アパレル専門店企業の店長候補で販売スタッフに転職を決めた私でしたが、前の会社を辞めるちょっと前から婚活もしていました。
なぜかというと、プライベートが仕事に影響するタイプで、寂しがりやだったからです。
社内恋愛でこっぴどく振られて、今度こそパートナーを探したい、という思いもありました。
当時はまだそんなにいなかったかもしれませんが、有料婚活サイトに登録してみました。そして、同じ立場の人と分かり合ったほうがよいかも、と思い、離婚経験のある人にも注目して探してみました。
そして、今のパートナーである夫と出会ったのですが、これはまた別の機会に話しますね。
この付き合い始めたのがちょうど転職を決めた直後でした。彼は製造メーカーの社員だったので、土日が休みですが、私が就職したのはアパレル専門店なので、基本シフト制の休みです。
それでどうなのかな、と聞いてみたのですが、せっかく出会ってお互いにいいかな、と思ったので、付き合わないであきらめてしまうのももったいないよね、とやってみることにしました。
販売する物が違うのでまずは努力努力
仕事の話に戻しますね。私は「店長候補」ということで入社しましたが、そうは言ってもあくまで「候補」です。
ハンドバックを売っていた経験があったとしても、婦人服販売は初めてです。商品知識やコーディネイトの知識、ディスプレイの仕方、シーズンごとの流れなど覚えることは山ほどあります。
「〇〇候補」の人たちが乗り越えないといけない壁は、まず1スタッフとして現場の仕事をどれだけできるようになるか。
少なくともスタッフとして売れる人に近いぐらい販売していけるように努力しなければなりません。
この後この会社でたくさんの「〇〇候補」の中途入社の人たちを見てきましたが、多くの人たちがこのハードルを乗り越えられないのです。
数か月~1,2年程度の期間のことが多いですが、ここだけは越えていかないと次のステップには行けません。以前の仕事と関連した業務でステップアップを試みる、マネジメントの仕事に就くためには、最初の半年位が正念場なことが多々あります。
そして3か月たったら、あれ⁈
1か月後、中途入社の全員の社員に1か月後面談を行っている会社だったのですが、「その後どう?」と「将来何の仕事をしたい?」とヒアリングする面談がありました。
そのときは、まだ販売に悪戦苦闘している段階でしたが、「人事の仕事がしたい」ということははっきり伝えました。
返ってきた言葉は「じゃあ、今の販売目標、まずがんばってください」でした。
「やっぱりそうなんだな」と改めて思い、とにかく先輩方のやり方を真似て工夫する、積極的に声掛けする、お客様のニーズをよく聞く、などできるだけの努力をして、商品を覚える、コーディネイトを考える、提案してみる、など動くようにしました。
その結果、3か月目には販売目標で与えられた数字をほぼ達成できるまでになりました。
そして、驚いたことに、3か月目には人事への異動の辞令を受け取ったのです。びっくりしました!
この経験から学んだこと
ここから私が学んだことは
「自分が将来やりたいこと、向かいたい方向があるなら口に出して周りに伝えることが大切」ということと
「願いを口に出して待っているのではなく、伝えたら、今このときに集中して自分ができることについて最大限の努力をすることが大切」ということです。
こうして、思ったよりもすごく早く自分がやりたかった仕事に就くことができたのでした。