コント:アルカディア(すれ違う思想編)『新古典主義vsロマン主義』
こんにちは!
『アルカディア』演出の大石です。
既に色んなところで発信をしていますように、『アルカディア』は、熱力学第二法則などの科学的知識、古典主義やロマン主義などの文学的知識など、多くのモチーフが直接的に、あるいはメタファーとして用いられています。
もちろん、演出家・大石としては前提知識が無くても楽しめる作品にしたいと思っていますし、『アルカディア』自体、そのような強度を持った作品だと思っています。
とは言え、やっぱりせっかく観るからにはある程度の知識を持って見た方が、作品の隠された仕掛けに気づくことができるかもしれませんし、より深い観劇体験をしていただけるのではないのかな……と思うのです。
そこで、『アルカディア』に登場する学術用語について、少しでも分かりやすくお伝えするため、学術用語解説コントを製作することにしました。
公開するコントは、全3本を予定しています。
本日は、その第二弾として、新古典主義とロマン主義をテーマにしたコントを公開します。
僕は高校時代、1年から3年まで世界史を取っていたはずなのですが、残念ながらうっすらとしか覚えていなかったのです。
「そもそも“新”古典主義ってなんやねん! ややこしいねん!」
そんな思いをコントにしてぶつけました。
このコントを見て新古典主義とロマン主義についてなんとなく理解していただければ、そして、『アルカディア』を観劇した際に「あ〜、この人はこういう考えなのね!」と思っていただければ嬉しいです。
↓↓コント映像は下記リンクからご覧いただけます↓↓
コント:アルカディア(すれ違う思想編)『新古典主義vsロマン主義!』
https://youtu.be/7okqzNe-QA4
今回も、第一弾に引き続き監督・撮影は全て大石が行いました。
そして編集も行えば・・! と思っていたところ、第一弾の映像を観た森谷Aくん(劇団衛星)から、「おいおい、おめーの実力はこんなもんかよ! 映像編集ってものを見せてやらぁ!」と言われました。
その勢いに負けて編集をお願いしたところ、僕の編集とは段違いのクオリティの映像が仕上がってきました。腰が抜けました。
「映像編集って、画面のスイッチングでリズムを作るのか・・」と、たぶん映像業界の人にとっては当たり前の事にものすごい衝撃を受けました。またひとつ成長してしまった・・。
(※一部、フィクションを含みます。)
次回、第三弾は近日公開予定!
楽しみにしててくれよな!