成長
ちゃんと更新したよ。有言実行。えらい。確実に成長している。人間、なかなか成長って感じられるものではない。なのに感じた。素晴らしい。人生のハードルは、常に低く設定していこう。
今日はこの、「ハードル」について。
生きている中で、たくさんの喩えに遭遇する。私もかれこれ27年生きてきた中で、数々出会ってきた。その中でもいちばん聞いた喩えなのではないだろうか。
「人生には、いくつものハードルがある。そのハードルを一つ一つ超えて、人は成長していくんだ」
「人生に超えられないハードルはない。少しずつ成長して、最初は難しかったハードルもやがて超えられるようになる」
人生に現れる様々な困難を、陸上競技の障害物であるハードルに喩えた、大変秀逸な表現。このハードルを超える、から派生して、
「高すぎるハードルはくぐっえしまえばいい」
とか、
「時には倒したり迂回しても、ちゃんとゴールに迎えればそれでいい」
なんて言ったりする。押してダメなら引いてみろ、的な、発想の転換が上手く表現されている。なるほど、ハードルを超えていくのが良いのだな。
いや待て。
こんな表現もよく聞く。
「人生は長い長いマラソンのようなものだ。最初からハイペースで走っていては疲れてしまう。自分のペースで着実にゴールに向かって進んでいけばいいんだよ」
長い人生の中で、慌てず無理せず自分のできる範囲でやることを説いた、これまた秀逸な表現である。
でも。人生がマラソンとするなら42.195キロだ。そこにハードルまで設定されていると考えたら、とんでもない。
110mハードル(筆者は男性のため、110mの方で考える)の公式ルールで考えると、4615個のハードルを超える事になる。流石にキツい。早起きとか入れていいならまだ頑張れるけど。
そもそも、世の中喩えが溢れすぎている。もっと言うと、人生をスポーツで喩えすぎている。ハードルやマラソンだけではない。登山だったり、クライミングだったり。一体どの喩えを軸に人生を歩めばいいのか。考えれば考えるほど難しい。喩えが多すぎて溺れそう。
人生は水泳だ。
色んな考えはあるけれど、みんな大変ですよね。自分のペースで一歩一歩、時にハードルを超えながら頑張りましょう。そうやって、一段一段上のステージへ。
私も頑張ります。
それでは、また次回。
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