仕事の鬼は人をねぎらえない
あなたの会社にもいませんか?
「仕事の鬼」のような人
確かに仕事はできる
ピンチのときに
助け船も出せる
結果もしっかり出すし
何より仕事が早い
まさに仕事ができる人
でも
仕事ができる上に
人のミスに厳しく
早さを優先する人の場合は
誰かがもたもたしていると
「もういいから あっち行って」 と
その人の代わりにやってしまいます
見ていられなくて
任せられなくて
人の仕事をどんどん取っていきます
やる気のあった人も
どんどんやる気を失って
指示待ち人間だけが
周りに残るのです
益々「仕事の鬼」は
鬼化していきます
新人は怖くて近寄れません
頑張って取り組んだ仕事にも
ケチをつけられ
しぼんでいきます
残念ながら
「仕事の鬼」は
チームワークも壊してしまいます
仕事の結果だけに注力するので
そこに関わる人の気持ちは
あまり考えていないのです
「仕事の鬼」になると
人をねぎらうことができなくなります
出来て当たり前
出来ない人はいらない
休む人やさぼる人を許さない
とても窮屈な空気を
作ってしまうのです
みなさんは
アリの世界を知っていますか?
アリの世界の
2対8の法則
実は
2割のアリたちは
さぼっているんです
8割のアリたちが
せっせと働いている間に
2割のアリたちは
ふらふらしていたり
のんびり休んでいるんです
どうしてかわかりますか?
研究した方の話では
どうやらこの2割のアリたちは
交代要因らしいのです
昆虫の世界は過酷です
たくさんいるのは
死ぬ確率が高いから
いざというときのために
2割は遊んでいるらしいのです
人間の世界の2対8は違います
会社の利益を生み出しているのは
2割の優秀な社員だということです
だとしたら
その他8割を
優秀に仕立てたらどうなるでしょう
競争し合って
お互いの足を引っ張り
つぶしにかかるかもしれません
2割の優秀な人材がいて
それを補佐するのが8割と考えたら
頼めるところは信頼して任せ
新人は大切に育て
ねぎらうことが大切ではないでしょうか
山本五十六の名言を思い出します
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」
「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」
「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」
参考までに

人に任せられない
仕事人間の人は
実は
自己肯定感が低いのかもしれません
それは子供時代の
親子関係から
始まっている可能性があります
カウンセリングで
そんな過去を辿りながら
自分にかけてしまった
間違った呪文を解きませんか?
サポートしていただけたらとても嬉しいです!文章を書くことがこの上なく大好きな私のために、どうかチャンスをください!