aconeco - PASSION POP
どうも!”aconeco”アコースティックギターのテンメイです!
今回はaconeco2作目のオリジナル曲「PASSION POP」を公開しました!
2分という短い時間の中に、溢れんばかりの情熱や想いを詰め込みましたので、ぜひ何度も再生していただけると嬉しいです!
↓音源DLページはこちら
尊敬と感謝とわたし
『PASSION POP』は
“とあるテンメイモノづくり企画のBGMとしてaconecoで曲作ろうぜ”
ということで僕が作曲担当で制作が始まりましたが、今作品は単なるBGMではなく
“aconecoで演奏するための曲”
として昇華することができました。(モノづくり動画は近日公開予定です!)
BGMから曲となった経緯は「3/21(月)20時」からのYouTube LIVEで語ろうと思ってますので、ぜひお楽しみに!
僕から『PASSION POP』のタイトルに込めた想いだけ綴らせていただくと、
物事に本気で取り組んで楽しむためには
”いかに情熱的であるか”
“表現したいものに素直な気持ちで自由にいられるか”
といったことが大切だと思ってます。
とはかっこよく言ってみたものの、僕の人生は迷い道の連続でどうすれば良いのか全然わからない日々を過ごしていた時期もありました。
ただ迷っていた自分が外の音楽の世界へ一歩踏み出せたことで、やりたいことに情熱を捧げている多くの尊敬できる人に出会うことができました。
桐山くんもその中の1人です。
そして自分の人生に感動を与えてくれた人たちに感謝をすることで、刺激を受けた脳と心の中から湧き出した情熱を燃やすことができ、桐山くんとaconecoで気ままに音楽で表現したい気持ちから出来上がった曲が『PASSION POP』でした。
景色の広がり(テンメイ)
では楽曲解説です!
『PASSION POP』はまずAメロの裏で鳴っているギターリフからできました。
コードは「G♭add9 Eadd9 BonE♭ BonD D♭7」となっているんですが、「BonE♭ BonD」の半音の進行が僕のお気に入りです。
基本PASSION POPは邦楽にはあまり馴染みがない渋めのコード進行なので、僕が影響を受けた音楽の要素が詰まっていると思います。
デモの段階では全体的にギターがペラっとしてて軽い感じでしたが、その裏でアコーディオンの温かみやふくよかさがうまく僕を包み込んでくれればといいなと思っていたのですが、
【想像以上の景色の見え方と絶妙な広がり】
で桐山くんからレスポンスが返ってきました。
この景色の見え方と言うのが『PASSION POP』の世界観の肝で、特にイントロは
「一歩間違えればさらっと流れてしまうし、逆に壮大になりすぎてしまうんじゃないかなー」
という1コード進行でしたが、軽く僕のイメージの理想を超えてくれるのが、桐山くんの「凄味」だと思いました。
イントロとサビのメロディは僕が桐山くんに流れるように弾きたおして欲しいなと思って作ったんですが、Aメロ後半とBメロの桐山くんメロディの展開も最高でした。
行き過ぎた格好だけのメロディではなく、アコーディオンの響きの気品を感じる素敵な仕上がりですよね。
だからこそ山場であるサビのユニゾンまで情熱が途切れることなく、静かな場面でも2人で『PASSION POP』できていると思いました。
今後も僕の曲でもっともっと桐山くんに面白いフレーズを弾いてもらいますので乞うご期待を!
奥ゆかしいPASSION(桐山ショウゴ)
aconecoでは初のテンメイ発進の曲ということで、どんなポップ系ど真ん中の曲が来るのかなと思っていたら、
なんか進行がモード!
フラット♭多!!!!
と、気付けば独り言でツッコんでました(笑)
凝って作ってるなという気合も感じて、「こういうのは任せろ!」ってな感じでアコーディオンパートを作っていきました。
僕の中では、この曲のパッションは赤の原色ではなくて、少し淡い色合いで内に秘めたものでした。心の奥にあって、ずっと燃え続けるものです。
なので、あまり明け透けには表現していないけど、パッションを沸々と感じてもらえるといいな。
そしてそして、こういう曲はアコーディオンではあんまり生まれてこない曲かなと思ったので、今回は楽器の話を少し。(楽器によって違う部分はあるけど)
アコーディオンの左手ボタンって、ドレミファソラシドとは並んでないんですよ。ドソレラミシ・・・ってなってるんです。で、その横に、メジャー、マイナー、セブンス、ディミニッシュって和音が鳴るボタンがあるんです。
これ、何でかっていうと、よく出てくるコード進行を弾きやすくするためなんですね。例えば、「ハッピーバースデートゥーユー~」のコード進行はC、G、Fだけで弾けるんですけど、この3つが隣り合ってるんです。(超合理的、すごくないですか?)
なので、テンちゃんの書いている「G♭add9 Eadd9 BonE♭ BonD D♭7」みたいな進行はあんまり積極的に弾こうと思わないんですね(笑)
そして、楽器によって左手のボタンの数が違うので、あんまりフラットやシャープが多くなると自由に弾けないこともあるんです。
そういう意味でPASSION POPは、僕が書く曲とはまた違うし、アコーディオンの可能性を試す曲になったなぁと思います。
(左手が何やってるかはぜひ今後も見てほしくて(!)、例えば今回の動画だと「かなり下の方使ってるな」とか発見があるかも)
聴きやすいんだけど流れは凝っている自信があるので、無限リピートしてもらえると嬉しいです。
ライブでもお届けできるといいな!