Rozeoの井草さんドンズバギターと本人所有機のちょっとした違い
本人所有機は、改造などで色々と手を加えてあるのでその点がメインとなります。
令和6年最新版です。
ライヴはオンライン配信中だそうです。残念ながら、ライヴにはこのギターは登場せず。展示する必要があったからだろうか。
製作時では同じ仕様。使用される木材の種類なんかもすべて同じ。
当時は一点物のはずだったのでシグネチャーモデルになるとは思っていなかったそうです。
なのでやはり、型名にSIはついていませんでした。
この記事の中では、井草さんご本人の所有機を本人所有、それ以外をドンズバと記載することにします
まずはP.U.周り、まずはご本人のギターから。
ドンズバはこちら(パッシブなのでコントロール部のみ)。
ドンズバは購入してほぼ新品のときの写真なので、経年による色やパーツの艶などの細部の違いはご容赦ください。
ギターの飴色感がより強くなる印象。
ついでに、サドル部分もアジャスタブルのネジ部分がよく見ると違っていて、左波工房の樋口さんいわく「サドル丸ごと変えたのかなぁ」とのことでした。
なお、樋口さんは、Rozeo生みの親のあの樋口さんです。
大きくサウンドに関わる要素はおそらくこれぐらいです。
ペグ周り。
H.A.P.M.は弦をロックするマグナムロック付きH.A.P.ペグです。
自由にシャフトの高さを自由に設定できるため各弦のテンションを調節することが可能なH.A.P.なので、これで各部のテンション感も維持しつつ、弦交換の手間を少なく、使い勝手を良くしているということでしょうか。
一年前の動画では、ドンズバと同じペグっぽいので、おそらくここ最近付け替えたのでしょうね。
以前、Matonをロックペグに交換したという話もあったので、そちらと同じ仕様のものなのかも。
色はコスモブラックかな?
アコギにロックペグをつけている人はあまりいないですが、僕は一度だけ見たことがあります。
フルアコだと、グレッチのプレイヤーズエディションはロックペグのものがあります。
弦の巻数がかわるので、表からの見た目がちょっと変わる。
フルアコはどうしても弦交換の時にサドルが動くので、オクターヴチューニングも合わせると弦交換がより早く終わるロックペグは合理的かも。
最後にテールピース部。
こちらは、ドンズバ販売にあたって、今のRozeoの限定モデルなどに搭載するものと同じ形状になっている、とのことでした(木材の加工性などを考慮しての変更)。
いわゆるマイナチェンジ箇所のようです。
これまで動画にはたくさん出てきましたが、じっくり見る機会はなかったので貴重な体験ができました。
樋口さんご本人からは「私もじっくり見たいです笑」とのコメントをもらっています。