トミー・エマニュエル氏が教えてくれたこと
Tommy Emmanuel Japan Tour 2023の全日程が終了、本当にありがとうございました。
スタッフの方々、サポートをしていた西山さん本当にお疲れ様です。
超人ともいえるトミーのタフさ、サポートの方々の体力的にも並大抵のことではなかったことでしょう。
最後のワークショップにも参加したのでその中の言葉たちから、私の解釈を。
ずっとわかりやすい翻訳をしていただいた豊田渉平さん、ありがとうございました。
肩に手を置いてくれて助かりました。
まず前提として、トミーは常にライヴで世界を飛び回っており、全ての言葉に「数多のライヴパフォーマンスをしてきた私は」がつくと感じました。
※引用文は私が暗記している範囲の訳で、それ以外はほぼ感想です。
ライヴで緊張はしないのだろうか
私の人生より長い時間を世界中飛び回って演奏してきたのだから、ありとあらゆる試行錯誤を経て、ライヴがもはや日常になっているのでしょう。
ライヴをしない人からすれば、非日常で負担がかかるタイミングですが、そんなものは通り過ぎた、という感じがしました。
だいたいこんな感じ。
先生、リラックスする方法が知りたいです。
あとは、練習の成果を出そう!といったことを考えないように、とも。
うまく行かなくても人間だから仕方ない、落ち込むなよ、という温かい感じのコメントも。
これ以外の質問でコメントしていたのですが、
根底にあるのが楽しませることで、そのための表現の一つが楽器の演奏、ということでしょうか。
布袋さんも似たようなことを言っていたような気がします。
正直、それが無くても目を離す隙間なんてないよなぁと思いました。
ステージをこなしまくって、演奏も熟練されて余裕がありまくるとこういうこと考えるようになるのかな?
いや、やはり人柄か。
神も練習をしている
飛行機で飛び回っているからギターの練習時間はあまりないとのこと。
昔は列車とかにギターを持ち込んでいたそうな。
どんな風にいい音楽を作っているのか
これはみんなが気になっていること。
回答はとてもシンプル。
どうやったらいいフレーズが出てくるのか、それは神のみぞ知る。
つまり、トミーのように素晴らしい曲を作りたければ、トミーの曲ばかりを聴いていは駄目なのかもしれない。
その答えは誰にもわからない。
私の好きな小説家は「他人の小説を読まないから売れる小説がかけた」と言ってました。
発想が天才的過ぎるのでもうわからない。
グルーヴのあるトミーの曲を弾きたい
これはいろんな方々が似たことをギター全般のアドバイスとして言っていると思います。
質問はいくつかあったので、たくさんトミーの回答がありました。
このフレーズ難しいっていう質問に対して
グルーヴを出したいんだけど、っていう質問に対して
意外とスパルタですね。
ドルだったかも?ちょっと忘れました。
また日本にきてくれるのか?
だそうです。
来年も期待しましょう。
あと、トミー効果でメイトンの在庫が消えるのも近いと思います。
ギターはほしいときが一番安い。
勢いで買うんだ。
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