Rozeo Ladybug SFM-C/SIという限定モデルについて
こんばんは、サウンドメッセの熱気冷めやらぬ状態です。
タイトルにもあるように、寺田楽器のRozeoはサウンドメッセにあわせて限定モデルを出してくれています(今年は4年ぶりの開催)。
この他にも、楽器店さんのイベントなどでも限定モデルが出ています。
そもそも品切れ気味でたくさん出回るタイプのギターではないので、限定モデルともなるとはたまたすぐに無くなる印象があります。
あのSSモデルは、入荷と同時に嫁いでしまう…
さて、製作者の思いそのままに様々な材料でユニークなギターですが、今年はひっそりとフルアコであのSIと名前の付くギターが出ました。
所謂ドンズバモデル。
ドンズバってよく聞くけどなんぞ?って方向けに一応説明すると、かなり近い、っていう雰囲気の意味です。
首領パッチのドンと、効果音のズバ、から来てるみたいです。
知らんけど(関西弁)。
話を戻すと、そう、YouTube芸人の例のあの人です。
ブースで「2本目はいかがですか?」と聞かれていました笑
以下、仕様(ドルフィンギターズ様より引用、リンク先はいつか消えるかも)です。
※ピックアップは変わる可能性があるとのことです(メーカ廃盤になると、オリジナルのミニハムになるのかな?)。
あとバインディングは多分メイプルです。
これまで、発売するなんて誰も言っていないのに、問い合わせ数がかなり多かったとのことで、気合の入った作りになっています。
価格も税込550,000円と、正直相応に気合が入っています。
それだけ、例のあの人の拘りが織り込まれているということになります。
ギターはみんな好きなの買えばいいじゃん派ですが、このルックスは格好いいから一度は見てほしい。
贅沢にも並べてみました。
ぱっと見だと、特徴的な飴色のほかには、各パーツが木製になっていたり、ボリュームやトーンノブがピックガード裏に隠されていたり、ミニハムのP.U.なんかが印象的。
ボディシェイプやネックなどは、ほとんど一緒だと思います。
あ、色は焼けていくとそのうち一緒になりそう。
ペグはGOTOHのZシリーズ(なんと1:21)。
トラスロッドカバーやピッグガード、サドル、テールピースは木製。
ルシアー樋口恭大氏による製作物らしいので、かなり手がかかってます。
トップはスプルース(単板)、サイド・バックはフレイムメイプル(合板)。
レギュラーモデルだと、トップのスプルースが合板です。
音の違いが気になると思いますが、合板の方が硬めというか、パリッとしたエレキギターっぽい感じがしますので、そこが好みが分かれる点かもしれません。
突板はハカランダだそうで、各ギターで表情が違います。
残念ながら比較画像はないのですが、心の目でハカランダの杢目の違いを感じてください。
Rozeoのフルアコ全般にいえる特徴ですが、なんといっても軽い。
なのでひょいと担いで爪弾くにはぴったりです。
あとフルアコなので、生音でも十分弾ける音量だということ。
まだエレキ弦を張っていますが、そのうちアコギ弦を張ると思います。
ちなみに、本人様の持っているギターは後でアクティブP.U.化されているようなので、厳密には全く同じではないですが、少なくとも工場出荷時点では同じ仕様だったはずです笑。
改造したい人は、アンフィニさんに連絡してみると良いかもしれません。
また、以後は受注生産になるそうです。
受注生産品のギターをオーダーした経験が無いですが、それなりの納期になることが予想されます。
エレキパーツの入荷が難しかったりするようですが、仕様が変わってもVersion 2とかで本人のギターも新調とかしてくれると熱い展開ですね。
アコギの方は2種類あることだし、エレキも2種類くらいあっても、ねぇ?
画像はまた後日追加します。
2023年6月3日、追加しました。