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そろそろnoteを閉じようと思う
もし僕がミュージシャンなら、好きなあの子のために歌を作っていだろうか。
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「運命の人かもしれない」「この人だ」と思うような、スイッチが一瞬で入るとき。
足を止めてみたときに「この人、なんだか居心地がいいな」なんて思うような、グラデーションのような気持ちのとき。
相手のことを本当に「好き」なんだ、と確証できるまでは不安で不安で壊れてしまいそうになる。
相手からの気持ちよりも、自分の気持ちが不安定になってしまう。
「好きなのかもしれない」と気付いてしまったら。
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自分の中で天秤にかけてみる。
30分しか時間がなくても「お茶しようよ」なんて誘えるだろうか。
予定をズラしてでも、会いに行ってみたりするのだろうか。
「人を好きになる」感覚が疎いと、確証が持てるまでに時間がかかる。
95%くらいまでの「好き」じゃなくて、「100%の好き」だと気付くまで、ちょっと不安になる。
その最後の一押しをするために、積極的になったり。
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誰かのことが気になり始めると、頭の中がぐちゃぐちゃになる。だからそれを文字でアウトプットする。往々にして、新しい媒体に手をだす。noteに手をだす。
ミュージシャンが歌を作るようなものかもしれない。書いて、見て、読んで、頭の中を整理していく。つまり、そういうこと。
「好き」を探す旅なんて言いながら、探すものはもう見つかっていた。
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こんなことを1年もやっていると、頭の中が整理されてくる。当時のドキドキした気持ちはちょっとした思い出になった。
代わりに、きちんとした安定感のある気持ちがやってきた。
カッコつけてみたり、着飾ってみたり。そんなことをしなくても、思いを伝えられるようになったかもしれない。自分をコントロールできるようになったかもしれない。
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ブレることなく「好き」だと分かったから。そろそろnoteを閉じようと思う。
年の瀬に#エモ散らかし隊Advent Calendar 2019 、11日目の記事。