私が贈りたいもの
子供の抱っこで二の腕がパンプアップされています、刺繍アーティストのacocoです。
冬になって、セーターとコートを着ると、二の腕がパツパツ。華奢な腕を取り戻すにはもう少しかかりそう…
先日、少し前に記事にしていた猫の耳飾りが、1匹お嫁にいきました。
梱包をしているときに、ふと目があって愛おしくなって写真を撮りました
「おう、大切にされるんだぞ」
と心で語りかけて、そっとリボンで包みました。
私が売っているものはたしかに"モノ"なのですが、私が贈りたいものは"モノ"だけではありません。
La broderie chante(ラ・ブロドリーシャント)というブランドや、acocoという刺繍アーティストに関わっていただく"全ての時間"を贈っていると思っています。
最近その思いが自分の中で明確になって、SNSで発信する写真からいろいろ意識が変わりました。
私の投稿を見るのはたしかに一瞬かもしれない。
でもせっかく目に入れていただくなら、一瞬でも「あ、綺麗!」「かわいい!」と心がポッとなってほしい。
もしそれで興味を持っていただけて、オンラインショップで商品を選んでいただけることになったら、その時間もワクワクしてほしい。
そして届いてから箱を開ける瞬間には、最高に高揚してほしい。
欲張りでしょうか?笑
でも、私だったらそんなブランドやアーティストに出会いたい。
アクセサリーもアート作品も、どうしてもないと命に関わる!というようなものではないです。
けれど、本当に素敵なブランドやアーティストに出会うとき、自分の人生が少し豊かになった気持ちになれる。
なんなら自分のことも少し好きになれたりもするかも。
私の贈った"時間"が、誰かにとって
"人生が豊かになったり"
"ちょっと自分を愛することができたり"
そんなことが出来たらすごく素敵だなと思うのです。
だから梱包にも全力で愛情を注ぎます。
シーリングスタンプを押したり、ときめくリボンを選んだり、作品が際立つペーパーで包んだり。
もっと良くなるものがあれば積極的に取り入れたい。
今年はもっとたくさんの方に、そんな時間をお届けできたらいいなぁ。
acoco