CHIHARA
香水が好きな方、調香の勉強をしてみたい方、せっかくだから本場フランスで勉強してみたいと思ったことはありませんか? 私はまさにそう思い、渡仏しました。そこからいろいろな壁にぶつかりながら香水学校へ入るまでの道のり、香水イベントやフランス生活で学んだフランス社会のことなどをここでは紹介していければと思っています。
今回から調香学校についてのお話に入っていきたいと思います。 渡仏した次の年、南仏の調香学校を受験しました。 試験のために南仏へ向かい、数日滞在し、試験と面接を受けました。 その際、当時調香コースを受けている日本人生徒さんを紹介してもらいお話を聞かせてもらいました。 どのような経緯で学校に入ることになったのか、授業の内容、そこでの生活について色々とお話して下さいました。 試験の結果がいつ頃出ると教えてもらってパリへ戻り、しばらくそわそわしながら生活していました。 ところが待っ
さて、今回は語学学校の授業内容についてもう少し詳しくお話ししようと思います。 まず留学前に登録していたソルボンヌ大学フランス文明講座。 最初の授業でまず先生に「授業中に政治、宗教の話をするのは禁止です」と言われました。 今まで日本や他の国で授業を受けた際、そんな注意事項を言われたことがなかったのでとても驚きましたが、様々な人種、文化の入り混じったフランスなら当然なのかもしれないなと色々な事を感じたのでとても印象に残っています。 そしてその先生の授業は私にとても合っていました
前回は調香の勉強をするために事前に調べた学校の情報をご紹介しました。 そしてフランスの香料会社でインターンシップをする事を目標に掲げた私がまず最初にクリアすべき課題、フランス語の勉強についての体験談をお話ししたいと思います。 フランスへ行くにあたって、色々なビザの種類があると思います。 3か月以内の観光ビザ、ワーキングホリデービザ、学生ビザ、配偶者ビザ、ワーキングビザ等。 その人の滞在目的等によって取得すべきビザは異なり、必要書類や手続きも異なってくると思いますし、同じ学生
まず香水の勉強がしたいと考えたときに、日本、海外、すべてのエリアで調香を学べる学校について調べました。 そして当時の私は、既に日本で大学を出て仕事を始めていました。 大学を出るころに香水を学んでみたいと思い始めたのですが、まずはお金を貯めるところから始める必要があったためです。 日本にある学校に行く場合、学生として学校に入り直すという選択肢と、仕事をしながら学ぶという選択肢がありました。 どの選択肢を取るにしても、地方出身者である私には、実家から通う事ができないため、かなり
調香師を目指してフランスへ。フランス語を学び、調香学校へ入るための道のりやフランスの香料業界についてをここではご紹介できればと思います。フランスで調香を学びたいけどあまり情報がない、どうすればいいのかという方のヒントになればと思っていますので、ご意見、ご要望いただければ、それについても記載していこうと思っています。