多対多のSTGが見てみたい
前回の投稿「オンライン版「SPY vs SPY」を遊びたい」で、自分がゲームの開発をやってみようと思ったきっかけを書きました。
それとは別に、作ってみたいと思っているジャンルがあと2つあります。
1.横スクロールシューティング(横STG)
2.探索型アクション
今回は、横STGについて書いてみようと思います。
STGの主な特徴としては下記の通り。(もちろん例外あり)
【プレイヤー側】
・自分が操作するキャラは1体のみ(主に戦闘機)
・一騎当千の能力を有している(アイテム等によるパワーアップや、画面内の敵を一掃するボムなどで、さらに強力になる)
・最初にキャラを選択した後は、最後まで(ゲームクリアまで)キャラは変わらない
【CPU側(敵側)】
・大別して雑魚とボスの2キャラがある
・雑魚は編隊を組んで襲ってくるが、あまり耐久力はなく、攻撃方法もパターンが少ない
・ボスは雑魚の逆(単体で襲ってくる、耐久力が高い、攻撃方法が豊富)
・雑魚、ボス共に種類が多い
他にも特徴は色々ありますが、多くは「プレイヤー側1体 vs CPU側複数」の構図です。
個人的には、「仲間と一緒に戦っている」感があるSTGがあってもいいんじゃないかな、と思うのです。
もちろん、過去にそのようなSTGは出ています。が、やはり数は少ないです。(自分が知らないだけかもですが…)
例えば、PCEの「スプリガン mark2」なんかは、うまく「多対多」を表現したSTGだと思います。
https://youtu.be/6VzioUdntGg
ステージの進行に合わせて、味方が現れ援護してくれるところ、仲間同士の会話などは、見た目通り「共に戦っている」感じが良いと思います。
が、自分がイメージしているのは、SS・PSの「レイストーム」の13機モードの方が近いです。
https://youtu.be/M3xnQmElzSI
武器や特殊攻撃「ホーミングレーザー」の種類や操作方法が異なる13機の機体を使ってエンディングを目指すというもので、一度倒された機体はそのゲーム中は2度と使用できない、本当に13機だけで進んでいくというものです。
やられたら別の機体が即座に現れ、そのままゲームが進行していく。
画面上には見えないけれど「常に仲間が近くにいる」という感覚を、ゲームシステムでうまく表現していると思います。
また、PS2「グラディウスV」の8面で、過去の自分自身と共闘する場面がありますが、この過去の自分は2面で操作したリプレイが使われます。
https://youtu.be/KTJEnaoX3dk
最初見たときは感動しました。今までリプレイはあくまでゲームの1機能であり、自分のプレイを見直したり、公開して見てもらうもの、という固定概念がありましたが、演出として使う方法もある、と教えられました。
自分が操作したそのままの動きが再現されるので、ゲーム中のキャラだけでなく、それを操作するプレイヤーも共闘しているのだと感じさせられる、うまい方法だと思います。
で、自分が作りたいと思っているのは、レイストームとグラディウスVを組み合わせて、
・兵装の異なる複数機体を使用可能
・使用していない機体や前回のリプレイを背景に流して、共闘している雰囲気を出す
ようなことができれば面白いんじゃないかな、と思ってます。
が、あくまで机上での話なので、実際のところは作ってみないと、ですね…。
(;'∀')