自己犠牲と利他主義の化身の中学生 -生い立ち①-

自己紹介から。

元々、いわゆるメンヘラで死にたがりの人間でした。
今では精神的に自立、もとい自律をし誰も前向きに生きていると思っています。躁と鬱を繰り返してるわけでもないです。
そんな自分の生まれ、育ちから知ってもらえればと。

大体日本の真ん中ぐらいの閑静な田舎で、
普通の両親のもとに生まれ育ちました。

物心ついた時から人の顔をよく伺うような子でした。
小さい間だけですけど、潔癖症でもありました。(家族の箸が触れた食べ物食べれないぐらい)

幼稚園?もっと前?親からずっと言われてたことがあって、
どんな家庭でも言われてるかもしれないんだけど、

「人の嫌がるはしちゃダメだよ」

私の中でずっとこの言葉が生きています。
時には自分の感情も欲求も全部押し殺すこともありました。
今ではすごくいい塩梅になってきたと思っています。
でもまだ利他的な部分はいっぱい残ってる。

同時に「自分はわがままも言わないいい子」ってマインドが育ってきてしまって、
家族にも親にも甘えられなくなり、いわゆる愛情不足になりました。
メンヘラ化。

おかげさまで、
小学校のいじめも
中学校のいじめも
家族に相談できずインターネットに呟き続けて、
泣いて苦しんで、でも人に迷惑を掛けたくなくて、
心の奥の奥の方に押し込んで、メンタル自傷って感じでした。

気が付けば父親の不倫で両親は離婚。
兄弟みんなで母親側に。アパートに引っ越し。
養育費は払ってもらえる訳もなく、
金銭的にも精神的にもしんどかったと思います。
それでも迷惑を掛けたくなくて、お金をかけた遊びをほとんど知らなかった。(買い食い?コンビニ?なんそれ)

外食も高いことを知ってたから、
「外よりままのご飯が美味しくて好き。買ってきたご飯もあんまりおいしくない」
ってずっと言ってた。
嘘じゃないし事実ではあったんだけど、
今思えばずっと作らせる方が親にしんどい思いさせてたかもって一人暮らしを始めてから思いました。

兄弟がパソコン関連の仕事を目指していたこともあって、
パソコンは家にあって、
インターネットに入り浸り。

深夜アニメにハマって、
ネットゲームにハマって、
しっかりオタク化。
インターネット黎明期だったこともあってコンテンツは無限にあったし、
色んな人に繋がれました。
今でもずっと関わりのある人もいます。

中学生でいじめられた時に、
誰にも迷惑を掛けたくなくて、
味方のいない部活に部長として毎日休まず行ってました(今思えば化け物)
友達にも、先生にも、家族にも、だれにも相談出来ませんでした。
そしたら、家族、母親に自分の気持ちを素直に言えなくなっちゃいました。
大人になった今でもです。
心的外傷、いわゆるトラウマとして残ってしまいました。
家族の前だと喉がキュっと締まって、言葉や文章が出づらくなる、吃音みたいな感じです。
でも家族は大好きです。

アニメ、ゲーム、インターネットが私の中心だったし、
唯一の生き甲斐だったと思います。

物語の主人公たちはみんなヒーローで、
みんな自己犠牲で利他的で、
自分を顧みず人のためにひたむきに頑張っている姿に強く憧れました。
私の人格形成や考え方に本当に強く強く影響を与えてくれています。

ここらへんから人の心の力になりたいなーってぼんやり思うようになって、インターネットの友達が心理学専攻する、って言ってたのを聞いて、
私も心理学を学んで人のために生きたい、って思い始めました。
その話はおいおい…

ここまでが大体中学生ぐらいの話。
当時、全然不幸だなんて思っていなくて、
母親が苦しくない、幸せならその選択が一番いいってずっと思ってたし(今でも思ってる)
それはずっと口で伝えてました。

小学校で友達がいじめられてた時、
迷わずその友達を守るためにずっと一緒にいたなぁ。
でも、後でその友達に私はいじめられるっていう。
後悔は全然ないです。

誰も傷つけたくない。
誰かが傷つくぐらいなら私が請け負う。
誰かのために考え、動いて、生きる。

自分を大切にできない人間の出来上がりです。

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