歴史的景観の保全って「何を」「誰に」 保全しているんだろう? 今あるものごとが伝統文化になる条件って何だろう?
京都芸術大学大学院での授業が本格的に春の提出シーズンを迎えています。
授業は現在7本履修中で、そのうちの5本が春講座(4~6月が履修期間)、そしてあと2本が春夏講座(4~9月)が履修期間と言う感じです。
そしてゴールデンウイークから6月上旬くらいまでが課題提出のラッシュっぽい。というよりワークはこれまでも2週間タームくらいでいろいろとこなしてきたけど、レポート提出がこの時期に一気に重なってきています。
風邪でぶっ倒れてたゴールデンウィークは何にも手を付けれなかったので、連休明けから子どもが就寝した後が大学院生としての時間です。
といいつつ、NPO会議だったり、市役所ハックするとか一般社団法人の会議だったりイベントがあるのもこの時間なので21時~24時が結構渋滞している・・・
とりあえず目下頑張らないといけないのは「伝統文化」の課題提出2本。
1つは歴史的な景観を取り上げ、文献調査、フィールドワーク、インタビューなどをしながらその歴史的景観のあり方、維持の仕方などに対して「問い」を立てて考察しレポートを書くってやつです。
と、理解してるけど、間違ってたら再履修ですね (-_-;)
神戸市で働いているので最も身近に感じる歴史的景観の1つは北野山本通の伝統的建造物群保存地区ですね。図書館で本借りたり、ウェブ検索したり、景観や文化財の担当部署にお話し聞いたりしています。
そんな中で思ったのは「保存」っていうけど、「何を」「誰に」保存しようとしているんだろうってこと。これを軸に考察できるかな~。
そしてもう一つは以前noteに書いた「スーパー戦隊」が伝統文化になるためには何が必要かってのを考察する課題。
大変だけどどっちも面白いですね。
何が面白いって、問題も答えもないところかな。
自分で調査して、同期の仲間と議論して、そこから「問い」を立てる。
「問い」がうまく立てることができたら対話が進み議論も進み、何かが見えてくるという感じが好き。
最近タイミングよく、慶応大学大学院のシステムデザインマネジメントで行われていたワークを体験出来たり、若宮和男さんの「アート思考」や太刀川英輔さんの「進化思考」に出会えたので、いろんなことがミックスされて入ってきていて、まだ血肉にはなってないけど栄養にはなっている状態です。
この大学院の期間に繭張って、変態できるかな~(笑)
変態公務員とも呼ばれたりもするが「変わってる 変態」よりも、「変わっていく 変態」になりたいな~。がんばろっと。
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