神戸の動きを記者発表資料から読み取ってみる①「LINE×神戸市」
まちの情報源
みなさんが住んでいるまちがどんな動きをしているのか。多くの方は新聞の地域欄やニュース報道から得ていたり、地域の広報誌だったり、SNSだったりしますよね。
でも新聞に取り上げられる情報はごくわずかです。テレビのニュースになるのはさらにわずか。
実は自治体はもっと多くの情報を発信しています。それをチェックするなら役所のホームページの市政情報欄には必ずマスメディアに対してプレス発表したものが掲出されています。
たとえば上は今年1月14日(木)にプレスされたものです。先日noteに書いた「空き家おこし協力隊」のプレスもここに掲載されています。
メディアに取り上げられる数はわずか
私が翌日の新聞で確認できたのは3つほど。テレビでは当日ローカルテレビのSUN TVで2つが取り上げられていました。メディアに取り上げられなかった情報は、担当課的には「プレス報告はした」というアリバイだけを残してスルーされることが多いです。
ってことで折角なので、私視点で「面白そうな取り組み」、「チャレンジングな取り組み」、「知っていたほうがいい情報」などの軸で情報をピックアップしてnoteで勝手に開設出来たらいいなあと思います。
今回は年末から年始にかけて連続してプレスされた「LINE×神戸市」に注目。
LINEとの協働
①12月22日『ICT×防災×高校生1.17 LINEを活用した「ミライの防災知識向上ゲーム」実証実験の実施』
私の友達でちょっとおもろい(いやだいぶオカシイw)歌崎雅弘さん。
彼が代表を務める株式会社いま-みらい塾が開発運営するLINE study早押しクイズ学習アプリ「はやべん」に防災単元を追加することで、「ミライの防災知識向上ゲーム」として効果的に防災知識を得られるように開発を進めましたものです。
「はやべん」ってアプリ名がすでにオカシイ(笑)
実はこれ、Urban Innovation KOBEの事業として取り組んでいます。
②12月21日『全国初!防災チャットボットが消防団員の安否を確認「消防団スマート情報システム」による震災初動対応訓練を実施』
神戸市で、全国初となる取り組みです。
防災チャットボットを使って消防団員の安否確認をする機能を作り、それの実用化に向けた訓練を実施します。
神戸市では、消防団員がLINEや防災チャットボット、AIを活用して自然災害時に情報共有を早期に行う「消防団スマート情報システム」の開発に取り組んでいます。
令和元年9月から消防団を対象に、自然災害時に情報共有と安全管理をするために運用しています。今回の消防団員安否確認機能は、新たにシステムに追加すべく検討中で、これが実用化できれば、防災チャットボットが自動的に消防団員に問いかけ、安否確認できるようになるというチャレンジングな取り組みです。
③12月18日『12月18日『就職氷河期世代の課題をAIで解決!LINEで手軽に求職者に合った企業を紹介する就職支援サービス「SODAMO(ソダモ)」12月18日8(金)よりサービス提供開始』
これは防災ではなくAIを使った職業紹介サービス。
就職氷河期世代および新型コロナウイルスの影響で雇止めや解雇になった方を対象に、AIで求職者の価値観に沿った職場環境の企業を紹介するというLINE上のサービス。「SODAMO ソダモ 」が開始です。
そうよね、就職するとき学校の先生とか親とかって結構世間知らず。大企業や公務員ばっかり勧めたりする。AIのほうが的確なアドバイスをくれそうかな~。
ってな感じで、数年前(いつだったか忘れた)LINEから福島直央さんが外部人材として神戸に来られてからいろいろLINEとの協働が動き出している気がしてます。
(詳しくは、知らんけど・・・)