ごみ拾いSNS「Pirika」って結構楽しいかも。ビーチクリーンとかNPOでやるときは良いかもね。みんなで海洋プラスチック問題解決へ。
毎週金曜日のランチタイムに開催されるミラツクサークル。おかげで昼休みも脳みそ刺激受けまくってます…どこで休むか問題が出てくるな。
そのサークルで知ったのがこのPirikaの取り組み。株式会社ピリカの代表の小嶌さんがプレゼンしてくれたのがとても面白かったのでご紹介。
海洋に流れ出すごみが事実上不可逆(もう後戻りが出来ない状態)になる前に何とかしようと起業しています。
ピリカは3つのサービスを提供しています。(株式会社ピリカHPより)
「ピリカ」はごみ拾いSNSで、自分が拾ったごみを写真に撮って投稿するとそれがマップ上に記録され、ごみ拾い仲間から「ありがとう」がもらえるという感じ。
アプリをインストールして開いてみたら須磨海岸でのごみ拾いも結構アップされてる。NPO須磨ユニバーサルビーチプロジェクトでは神戸海さくらさんと一緒に(ほぼ主催は海さくらさんで参加していることが多いけど)ビーチクリーンをしたりするので、これ使ったら楽しいかもな~って思います。
他にも「タカノメ」はカメラから路上に落ちているごみを画像解析して分布を調べることができる。完璧にごみを画像でキャッチはできないかもだけど定期的な調査や、多地点との比較調査で深刻な状態かどうか、改善したかどうかなどが分かる。
そして「アルバトロス」はマイクロプラスチックの調査サービスだ。水中からサンプルを取って分析することをやっている。
そしてその調査からわかったことがすごかった。
一般社団法人ピリカ(東京・渋谷)は3月、微少プラスチック流出の実態調査結果を発表した。自治体などと連携し、全国120地点の河川や港湾、湖を調査。採取したサンプルを分析し、流出製品の推定にも取り組んだ。その結果、家庭の玄関マットやゴルフ練習場などに使われる人工芝が最も多かった。
海洋や河川に漂うマイクロプラスチックの主な原因の一つが人工芝であることを発表したんです。
言われてみて確かに!って思いました。あのプラスチックでチクチクする人工芝。結構外でみんな使ってるじゃないですか。そして放置しているじゃないですか。そして放置されると芝の部分がパリパリになって粉々になっていき雨で川や海へ流れていくんですね。
いやーほんとスゴイ。ちょっとこのアプリとか会社とか活かしていけないかな~とワクワクしました。