捻挫のはなし
~捻挫とは~
骨と骨をつなぎ(関節)安定させるための”帯”の役割をする組織である
”靭帯”を痛めること → ”靭帯損傷”のことです!
たかが捻挫…と思われがちですが
度合いによってはとても慎重にならなければいけないケガでもあります。
※訂正 (1時→1次)です。失礼しました^^;
ノートにも書いてあるように、2度損傷からは 関節部の不安定性 が出てきます。
靭帯は関節が規定範囲以上に動かないように強く制御する役割をもつため、そこに緩みや損傷が起こると、
例えば、キュッとターンするときの膝や、じっと座っているときの腰、踏ん張ったり片足で支えるための足首など、
種々で起こる捻挫をほっておくと、それができなくなったりその動作をすると再び捻挫する(癖になる)ようになってしまいます。
そして、靭帯はほかの組織と比べて栄養する血管が少ないために
どれだけ回復するための条件をそろえるかがとっても重要になってきます!
受傷後すぐにできることは、
テーピングなどで損傷した靭帯を離開させないように、テーピングなどで損傷部を寄せて、痛い方向にいかないように関節を制限させることと
アイシングをしっかりすることです。無駄な腫れと受傷時に生まれる熱エネルギーを引かせ、損傷部に回復のための 栄養 を送るための血行を確保するためです。
(熱や低栄養状態による周囲の二次損傷も防ぐことができます。)
そして、受傷後なるべく早く 接骨院 や 整形外科 による治療を受けることが大切です。
炎症期は受傷後3日です。
2週間後は損傷部がくっつき始め、完全とはいかないもののほぼ正常になるには2か月になります。
次回の記事では、突き指の応急処置としてのテーピングについて投稿いたします!^^
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