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デスカムトゥルー クリアくだまき

豪華俳優陣による実写アドベンチャーゲーム。
ゲームであり映画でもあるような本作、お値段もお手頃で非常に気になっていたのを思い出し衝動買い。
なお、本作はストーリーの都合上ネタバレと非常に相性が悪いので、今後少しでもプレイする可能性がある人は今のうちにブラウザバックしましょう。

※以下ネタバレを含みます。


評価

ストーリー:★★★☆☆
キャラクター:★★★☆☆
システム:★★☆☆☆
難易度:★☆☆☆☆

ストーリー

つい最近似たようなストーリー構成のゲームをプレイしたからというのもありますが「まぁよくあるよね」という感じでした。
ただ演出的なところは実写+CGなので例えばFFなどとは違った派手さがあって良かったです。
個人的にはストーリー本編よりも佐藤二朗氏演じる「みのけん」のワイドショーが一番おもしろかったのは内緒・・・
普通にプレイしてエンディングまで1〜2時間程度なのは価格相応という感じでしょうか。(定価で1,900円くらい)

キャラクター

ヘッダ画像にいる6人しか登場しません。(+女子アナ)
しかも内一人は特定のバッドエンドルート専用のキャラで居ないと同義なので実質5人しか出てきません。
本作のコンセプト通りですが「プレイする映画」として見たらキャラのバックボーンの説明不足等もある程度は許容かなと。

個別キャラで言うと幸村(栗山千明)のケツがやたらフィーチャーされるのが非常にありがたかったです。(ありがたい・・・?)
あと久慈くん、そのシャツと靴下どこで買ったの・・・?

システム

なんとなく脱出ゲームっぽい様相もあるのですが、基本的に2択で正しい方を選んだら死んで次周へ、間違った方を選んだら死んで直前の選択肢へ戻る・・・という感じ。ゲームオーバーにはなりません。
4択とかになるシーンもありますが間違っても「いやそれは違うだろ、しっかりしろ俺!」みたいな感じになるのであんまり意味がなかったりします。

途中でオペレーターから「このゲームをやめれば現実世界に帰れる」と言われ、「あ、現実世界に展開するのね!」と思ってゲームを辞めたらセーブデータが消えてしまい無駄にもう1周するハメに・・・
あくまでゲームの中で展開するので、これが現実世界でも何かもうひと展開あれば評価が変わってただろうなーと思いました。

さて、しれっと書きましたが本作は「デスカムトゥルー」というゲームの中の「カムトゥルー」というゲームの中を舞台にしたゲームです。ゲームINゲームの構成です。

難易度

全く難しくありません。2周目以降を全スキップしてトロフィーコンプしても2,3時間という感じです。まぁ最高でシルバートロフィーなので無理に取る必要無いんですけど。
上述しましたが絶対にゲームオーバーにならないので(※バッドエンド後に直前の選択肢に戻ることはゲームオーバーと捉えていません)ゲームが苦手な人でも特に苦もなく楽しめるのかなと。

まとめ

まさに「自分で動かせる映画」でした。
小島秀夫監督作品なども似たような評価をされることが多々ありますが、本作は実写映像なのでアイデンティティが確立出来ている感じです。

ただ、残念なことにゲームとしては凡作止まりな感じを受けました。
配信や実況プレイについてかなり厳し目に制限が掛けられているようなんですが、ぶっちゃけそこまでするシナリオかいな?とか思ってしまいます。
もう少し、シナリオに工夫というかもう一捻りあれば・・・

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