もうこんな「自分」とは生きていきたくない!
エックハルト・トール氏に学ぶ
悟り、非二元のスピーカーさんで有名なエックハルト・トールさんという方がおられます。
彼の悟りの体験の話は、とても参考になります。
もうこんな「自分」とは生きていきたくない!
彼はあるとき、そんな想いにかられます。
そして、そう思った瞬間、彼はあることに気づきます。
ということは、「自分」と思っているこの自分とは別のもう一人の自分がいることになる、、、と。
その瞬間、「自分」と思っていた偽りの自分(自我)が剥がれ落ちた体験をしたのだと云います。
その話は、私たちに大きなヒントを与えてくれます。
そこには「偽りの自分」と「真の自己(本当の自分)」があって、そして偽りの自分が退くならば、そこに真の自己は立ち現れてくるのだということです。
言い換えるなら、真の自己は今もここにただ在り続けているにもかかわらず、私たちは、それを邪魔(否定/拒絶)し続けているということです。
でも、私たちはそのことをまったく認識していません。
誰もがみな、「偽りの自分」のほうを自分だと信じて、真の自己が分からなくなっているということです。
自我の思考体系を取り消していく方法
私たちは誰もが「自分はこの世界に生きている」と信じているわけですが、それがどういうことなのか?というのなら、
自分は本当は誰なのか?
自分とは何者なのか?
そのことについてまったく忘れてしまっているということです。
それを仏教的には「無智」「無明」というふうに表現しています。
私たちは何も分かっていないわけです。
自分だと信じているその「自分」はまったくの嘘のデタラメであるにもかかわらず、その「自分」を自分だと信じて、私たちは疑うことすらしません。
まったくの嘘を本当のことだと錯覚しているわけです。
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