天国/ワンネスではない経験を引き寄せ続けているのは誰なのか?
「引き寄せの法則」の観点から言えば
「引き寄せの法則」という観点から言えば、この人生で経験しているものはすべて自分で引き寄せたものだと言うことができるでしょう。
ようするに、この世界の中で経験しているすべてが、そもそもは自分で願望したもの(結果)なのだということです。
それはどのような願望なのか?
というなら、
神(天国/ワンネス)ではない体験をしてみたい!
というものです。
言い換えるなら、
本当の自分ではない自分を体験してみたい!
と、願望したということです。
そして、その願望した結果が、この世界で私たちが体験していることなのだということです。
ただし、その真実は、私たちの無意識の領域に今も隠され続けていると言うことができます。
私たちにとって真実(真理)がすっかり忘れられている、見失われているのです。
そのような真実について心理学的側面から教えてくれているのがコース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)だといえましょう。
ようするに、問題なのは、私たちが無知な状態になっているということです。
それが、苦しみの原因なのだということです。
不平不満、理不尽さ、挫折、絶望、虚無、不安、恐れ、罪悪感、欠乏感、孤独感、疎外感、、、など、数え上げるならキリがありません。
でも、それらが自らがあえて願望して体験していることなのだと分かっているならば何の問題もないわけで、コースはその真実(真理)を思い出していくことを目的としているということです。
自分は何者で?
自分はどこにいて?
自分は何をしているのか?
その真実を思い出すならば、じつのところ、私たちは自ら願望したものがすでに与えられていただけということが分かってくることになります。
今すでにそうであるにもかかわらず、それを拒否し続けているのは自分なのだと分かってくるだけでなく、この世界にいる私たちはそういうことをしているのだと分かってきます。
それはすでに与えられているということです。
いつのときも、この今も、です。
もし今ある自分を、自分の人生を、OKとしていないならば、私たちは今すでにそうであるものを拒絶し続けているということです。
その拒絶が分離を強化し続けているのであり、それによって平安と至福から遠ざけられているのです。
私たちがすべきことは、まずは、その真実を知る(悟る)ことです。
そしてその真実を受け入れることです。
すでに与えられているということを受け入れることです。
それは、今、です。
その真実を受け入れて、「今」に戻っていくのです。
今この瞬間にただ在るとき、
与えられている=ただ在る
という無限なる愛の臨在と至福がここに在ることが分かるでしょう。