このコースは良くも悪くも想像をはるかに超えていく霊性の道である
何のためにコースを学ぶのか？その目的をはっきりと明確にすること
コース（ACIM／奇跡のコース／奇跡講座）を学ぼうとするのなら、
何のためにコースを学ぶのか？
私たちはその目的をはっきりと明確にする必要があるだけでなく、その目的を忘れないようにする努力が必要だといえます。
というのも、その目的があやふやであったり忘れられたりするならば、コース学習の歩みの途上において、必ずや彷徨うことになるし、挫折することになるからです。
コースを絶対に学んでいかなければならないというわけではありませんが、コースの学びを通してこの世界の夢から目覚めていこうとするのであるならば、その目的を見失わないようにすることが大事だということです。
というのも、実際にコースを学び始めてみれば分かることですが、思っている以上にコース学習の歩みはそう容易いものではないからです。
（もしコースは簡単な道だと言っているとしたなら、それはコースが真に学ばれていないだけです。）
そういうことから言っても、このコースは良くも悪くも私たちの想像をはるかに超えていく霊性の道であると言うことができます。
なので、ワプニック博士は、私たちがコースを自分のサイズに釣り合うように矮小してしまわないように注意を促しています。
”コースが教えていることは、私たちにとって、すぐに本気で受け入れられる範囲をはるかに超えているので、誰でも、このコースのスケールの大きさのレベルに到達しようとするよりも、コースの方を自分のサイズに釣り合うように縮小してしまうという誘惑に屈してしまいます。”
―― ケネス・ワプニック
このコースの道を歩んでいくのであるならば、その教えを歪曲化、矮小化しないように警戒するだけでなく、コースの目的を忘れないようにすることがとても大事だということです。
コースは私たちの想像をはるかに超えていく霊性の道であるからして、あなたの存在を脅かすこともあることでしょう。
なにせ、このコースは「この世界を超えていく、死を超えていく」というような霊性の道なわけで、コースという霊性の道を本気で歩んでいくつもりならば、その深遠さ、荘厳さ、そしてそのスケールの壮大さに対して畏敬の念を抱いて圧倒されることのないようにしっかりとした覚悟と意欲をもって臨む必要があるといえましょう。